成人式の心残り、その２

昨日のつづき・・・
心残りというのか・・・ただ残念なのか・・・





これ、板橋区の成人の集いのときに息子が頂いた「お祝いの品」です

見た瞬間、「はぁ～～？」と言うのが率直な感想。
紺の綿の手提げ袋、エコバックなのでしょうか・・・

たいへん申し訳ないけれど、あまりもの？と思ってよくよく見ると
ITABASHI
coming of age day 2013
の印刷。
わざわざ、このために作ってくださったらしい。
・・で、また呆れ・・・


２０歳の若い子たち、誰がコレを持ちますか？
５０を過ぎたこのオバサンでもさすがに持ちません



息子は中身すら見てなかったので、息子に見せたところ
見るにも及ばないといった様子です。
ちなみに、息子の友人も店においていってしまいました

私だけの感じ方かなと、その後お越し頂いたお客様にも感想を伺ってみましたが
ほぼ、私の感覚と同じでした。

きいてみると、会場に「いらない・・」とおいていく成人もいたそうです。
ホントなら失礼なと、怒るところですが、これでは仕方ないのでは・・・
きっと、多くの家庭でゴミになっているのではないかと想像します。

まだせめて、板橋の文字がなければ・・
２０１３が入ってなければ・・・
あまった品を何か他の粗品として回せるかもしれません。

失礼ですが、いったいどなたがこのお祝いの品を考えたのでしょう
きっと若い人、いえ世間の感覚とはかけ離れた方が考えたとしか思えません。


成人の「お祝い」の気持ちを感じられないのです。
受けとる人のことを考えてるとは思えないのです。


もしも、お祝いの品という事であれば・・・と考えてみました。
息子は、まだボールペンのほうが・・・といいました。

２０歳の人たちに・・というのなら図書券や金券などが現実的かも・・
エコバックの発想は１００歩譲ったとして、デザインがひどすぎです。
もう少し若者向けのかっこいいバックならば・・・

ならば、いっそのこと、消え物・・
古典的に「紅白まんじゅう」も良いではないでしょうか。
日本の伝統的なお祝いの品・仕方を、成人を機に知ることにもなります。
区内の和菓子屋さんに持ち回りでお願いしたら、区の商業の活性化に役立つのではないでしょうか
板橋のいっぴんというのもありますし。

まんじゅうがダメなら洋菓子、チョコやクッキー、最近なら「マカロン」なんかでも
花を一輪のほうがまだお祝いっぽい・・・

成人式のあと、みんな友人同士でどこかへ出かけるので、お祝いの品が邪魔になるといって
頂いたものを粗末にするのはよくありません。

それを考えてしまうと、何でも捨てられてしまうかもしれません。

使われなかったり、ゴミになるような品ならば、いっそ「なし」にした方がまだいいと思います。
皆さんの税金なのですから・・・
この予算を若い人たちのための他の事に回してくださるとか、
大人になった記念として、その金額を寄付するとか・・・


二十歳の息子の親の立場で、いただいたものに対して文句を言っているのではありません。

今までも、来年も、このようなお祝いの品がただ慣例的に配られるのは
もったいない・・と思うのです。
みんなの税金からでていると思うと、ぜひ一考していただきたいと思うのです。

区の関係者の方がコレを読んでくださると良いのに・・・・



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