小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



かねてから気になっていた小田原市曽比のお米と玉子の自動販売機で先日、お米と玉子を購入した。どちらの食材も自動販売機で買うのは初めてだが、せっかくなので御飯と玉子料理を堪能しようと早々に家に帰り料理に取り掛かった。 自動販売機で買ったお米は「あきたこまち」の1kg入りで400円。玉子は白と茶色の玉子が合わせて11個で200円。とりあえず御飯を炊いて、目玉焼きを作ることにした。 まず、あきたこまちを研ぐ。袋の裏面の表示によると、22年度産のあきたこまちで精米日は購入した日の4日前の記載があった。意外とこまめに商品を補充しているようだ。また、お米の精米や袋詰めは、自動販売機を設置しているお米屋さんで行っているとの記載もあった。 御飯を炊いている間に、目玉焼きを作る。ベーコンが無かったので、ポークソーセージで代用。自動販売機にうみたてたまごと書かれているだけあって、新鮮そうな黄身だった。 30分ほどで御飯が炊き上がった。炊きたての御飯で玉子がけごはんにするため玉子を2個使う。 玉子をといて、炊き立ての御飯にかける。玉子は新鮮なので黄身を箸ですくっても割れなかった。炊きたて御飯に新鮮玉子の玉子がけごはんはやはり美味い。目玉焼きも美味しく頂いた。 翌日、お米も玉子もまだ余っているので、オムライスを作った。1.5合分の御飯でチキンライスを作ったので具も加わりかなり多くなってしまった。予定では、タンポポオムライスを作る予定で玉子3個を使い半熟の玉子焼きを作るも、案の定失敗してしまいスクランブルエッグを乗せたようなオムライスになってしまった。自動販売機の食材はあまり美味しそうなイメージが無かったが、お米はいつも食べているものと遜色なく、玉子は新鮮で美味しかった。また珍しい自動販売機を見つけたら臆することなく買ってみようと思う。

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昔から自動販売機が好きで、古い自動販売機や変わった自動販売機を見かけると写真に撮っている。先日、ランニングの途中に曽比の県道沿いで古いタイプのお米の自動販売機を見つけた。稼動していないものと思っていたら1台は現役のようでサンプルのお米もケース内に確認できた。残念ながらランニング中だったので、その日は何も買わずにその場を後にしたが、先週末にF-TRAINを撮影に栢山方面に出かけたときに、改めてお米の自動販売機へ立ち寄った。 小田原市曽比、県道715号沿い周辺に以前から気になっている自動販売機が2箇所ある。1箇所はお米屋さんの前に設置されているお米の自動販売機、もう1箇所は養鶏場の前に設置されている玉子の自動販売機。 1箇所目のお米の自動販売機は桜井小学校前のお米屋さんに設置されている。同じタイプの古い自動販売機が2台並んでいるが、写真右側の自動販売機が現役で稼動している。 その稼動している自動販売機に近寄るとサンプルにはひとめぼれの袋に1kgで400円の表記。早速買おうとコイン投入口を見ると硬貨の種類が書かれていない。また茶色いプラスチックの部分が商品選択ボタンかと思ったら、ただのプラスチック板だった。見たところコイン投入口と返却レバーのみのシンプルな構造。400円を投入すると自動的に商品が出てくるようだ。この自動販売機は電気的な要素が感じられないので、ちゃんと電源が入っているのか一抹の不安を感じつつ100円硬貨を1枚づつ投入した。 400円目の100円硬貨を投入すると、大きな音がするでもなく、滑り落ちるように1kg入りのお米の袋が取り出し口に出てきた。サンプルの袋とは違った袋に入っており、銘柄はあきたこまちだった。 お米を無事に購入し、もう一箇所の気になっていた自動販売機へ向かう。お米の自動販売機前から県道715号を南足柄方面へ進み、旧OdakyuOX手前の路地へ曲がる。 路地をしばらく進むと養鶏場が見えてくる。そこに玉子の自動販売機が設置されている。これと同じような自動販売機は城北中の近くにも設置されている。 ロッカーのような構造の玉子の自動販売機。左側の列は「初たまご」、右側の列は「徳用小玉」と表記されている。どちらも200円。 とりあえず初たまごを購入しようとケース内を覗くが、何個入りなのか分からず。白と茶色の玉子がネットに入っている。コイン投入口のところの注意書きを読むと、コイン投入後3秒したら希望のマドを開けるように書かれている。商品の入っていないマドを開けてはいけないとのこと。この玉子の自動販売機も電気的な要素が感じられないので、不安を感じつつ100円硬貨を1枚づつ投入した。 200円を投入後、3秒待ってからマドの横の取っ手を引っ張ると、マドが開いて中の玉子が取り出せた。ネットには白と茶色の玉子が合わせて11個入っていた。早速家に帰り、御飯を炊いて玉子料理を作ることにした。<料理編に続く>

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散策の途中、銀座通りのEPOの前を通るとき、ふと仲見世のことを懐かしく思い出すことがある。かつて今のEPOの場所にあった仲見世は、雑然とした雰囲気と生活感溢れる店舗が通路の両側に並んでいた。その仲見世にあったお店で、もっとも印象に残っているのが正直屋だった。記憶では仲見世があったのは、90年台の前半頃まで。バブル景気の頃に取り壊されてEPOが出来た。仲見世にあったお店のうち、何軒かはEPOの中にテナントとして入った。正直屋もEPOの地下に移り営業を続けていたが、数年前に撤退してしまった。幼い頃から正直屋のうなぎの蒲焼を食べていたので、撤退はなんとも残念だったが、横浜に本店があることを知り機会があれば買い物に行きたいと思っていた。そんな折、つい先日、仕事で横浜に行くことがあったので仕事帰りに正直屋に立ち寄ることにした。正直屋の本店があるのは、横浜市南区の横浜橋通商店街。横浜駅から横浜市営地下鉄ブルーラインに乗車し5つ目の坂東橋駅で下車して徒歩2分ほど。ちゃんと調べていなかったので少し迷ってしまった。1番出口を出てすぐのところだった。地下鉄の出口から50mほど歩くと、大きなアーケードが架った商店街の入口が見えてくる。横浜橋通商店街だ。長さ360mほどの通りに130店ほどの店舗が並んでいる。庶民的な商店街で端から端まで歩いたがなかなか雰囲気があって面白い場所だった。横浜橋通商店街をキョロキョロしながら歩いていると、目的の正直屋を発見。控えめな店舗なので1回通り過ぎてしまった。正直屋はこの横浜橋通商店街で創業から65年。小田原では30年ほど営業していたとのこと。店舗の前に出されているショーケースには700円と800円の蒲焼に1100円の白焼き。どれも蒸していない関西風の蒲焼。閉店5分前だったので商品は少なかったが、せっかく来たので3つ全部購入。店先でご主人とわずかながら話をして、小田原から来たことを伝えると少し安くしてもらえた。正直屋でうなぎを買い、混みあう東海道線で小田原に帰ってきた。電車の中で身崩れしたんじゃないかと心配したが、蒸してない弾力のある蒲焼なので買ったときのままだった。蒲焼を皿に移しレンジで温める。脂が滲んで結構こってりしてそうだが、野趣溢れる味わいが関西風のうなぎの美味しさだと思う。白焼きもレンジで温めた。この正直屋の白焼きにはうなぎのタレもついていたのでどのように食べるのか今ひとつ分からなかったが、一般的なわさび醤油で食べることにした。正直屋のうなぎを、うな丼と蒲焼と白焼きで堪能。久しぶりに食べたが記憶のままの懐かしい味わいで大満足。蒸していないので、脂が強く臭みも少し残っているが、うなぎの弾力ある食感が美味しい。かつて仲見世にあった正直屋の立て場や、蒲焼を焼く機械のことを思い出しながら、じっくりとうなぎを味わった。

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この夏に鰻の食べ歩きをしようと小田原プレミアム商品券を買ったものの、意外と鰻関係の料理店で使用できないことが分かりがっがりした。しかし、使用可能店舗の一覧表で鰻を食べられる店を探したところ、青物町商店会の鳥かつ楼が載っていた。鳥かつ楼は鰻料理もある割烹料理店。前回の錦月に続きプレミアム商品券を持って鳥かつ楼に出かけた。小田原市浜町、青物町商店会にある割烹料理の鳥かつ楼。最近は元祖おだわら丼に力を入れているようだが、鰻も看板メニューで、通りから鰻の焼き場が見えるようになっている。店内に入ると奥に細長いカウンター席。創業50年以上の割烹料理店ということもあり落ち着いた雰囲気。調理場の片隅には鰻の立て場もあり、活鰻をお店でさばいて提供している。うな重も蒲焼も竹・松・特上の3種類。最近値上げをしたようで金額部分が修正されていた。今回も奮発して特上うな重3700円を注文。しばらくすると先付けの料理が運ばれてきた。出汁のかかった豆腐に鳥スープ。割烹料理店らしい品の良い味わい。鳥かつ楼の鰻料理は時間がかかると聞いていたので、本を読んだり、板さんと話したりして待つ事約40分、豪華な2段重ねの重箱が運ばれてきた。重箱を開けると、1段目が蒲焼で2段目がうな重となっていた。かなりのボリューム。さっそくうな重を食べると、ものすごくふっくらとしている。板さんが丁寧にやってますので時間がかかりますと言っていたのも理解ができる食感で美味い。うな重の箸休めで蒲焼という贅沢。鳥かつ楼の蒲焼の味付けは、甘すぎずしょっぱすぎずのマイルドな味わい。きも吸いの味も良くて値段以上の満足を得られた。この鳥かつ楼では天然うなぎも扱っているそうで、そちらは時価になるそうだが、大体5000円~になるとのこと。機会があったら天然うなぎも是非食したいところである。

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もともと鰻はそれほど好物ではないが、最近、歳のせいか食の嗜好が変わり、スタミナをつけるのには肉より鰻のほうが良いと感じるようになった。小田原にもうなぎが食べられる店が何軒かあるのでこの夏は、ちょっと贅沢をしていろいろと食べ歩こうと計画していた。そんなときに、プレミアム商品券が発売された。プレミアム商品券は1万円で1万2千円分の商品券を購入することが出来て、市内約800店で利用することができる。一人2冊まで購入可能だったので2万4千円相当の商品券を購入した。商品券を買ったときに渡された利用可能店舗の一覧を見たところ、鰻関係のお店は意外と利用できないことが判明。ちょっとがっかりしたが、とりあえず商品券を片手に最初のお店に出かけた。出かけたのは錦通りにある錦月。鰻専門店ではないが、寿司も天ぷらも鰻もと和食全般のメニューがある食堂である。錦月にはたまにランチの天丼を食べに出かけるが、昭和の雰囲気を残す店内がなんとも良い感じで気に入っている。錦月のうなぎメニューは蒲焼とうな丼とうな重。うな重は特上と普通の2種類があり、きも汁付きとなっている。奮発して特上うな重を注文。待つこと15分ほどで特上うな重3000円が運ばれてきた。うな重に酢の物・香物・サラダときも汁がセットになっている。欲を言えばもうすこし鰻が大きければ良かったのだが。うな重の鰻はふっくらとした関東風の蒲焼で御飯の量は多めだった。懐かしい雰囲気の店内でのんびりとうな重を頂き、帰りにダイヤ街の岡西に立ち寄って食後のかき氷を食べた。とりあえず夏の食を満喫できた。

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