小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



連日暑い日が続いていて、連日かき氷を食べている。昨年は、小田原駅周辺の店でかき氷を食べることが多かったが、今年は、ロビンソン小田原店4階の麻布茶房に立ち寄りかき氷を食べることが多い。麻布茶房のかき氷は、少し値段は高いが上品な味のものが多くて美味しい。麻布茶房のかき氷はおおまかに7種類。いろいろ食べ比べた結果、宇治系のトッピングのかき氷と夕張メロンミルクが気に入っている味。トッピングは白玉・ミルク・ソフトクリームが各々50円、あんこが100円となっている。ソフトクリームのトッピングが安いのでついつい追加してしまう。麻布茶房のかき氷はきめの細かいパウダースノー系のかき氷だが、難を言えば、氷の状態が日によってかなりバラつきがある。平日夕方の空いている時間帯は、割合氷の状態が良いことが多い。あずき白玉ソフトミルクは750円。これはトッピングメニューで構成されているかき氷で、トッピング分の250円を差し引いた500円が素のかき氷部分の値段になる。縦に崩さないように食べると、ソフトクリーム部分とミルク部分とあずき部分の三様の味が楽しめる。あんずソフトミルクも750円。甘酸っぱいあんずソースとミルクに干しあんずが添えられている。食べてみると意外と酸味が強くさっぱりとしている。ただ、ソフトクリームが崩れてあんずソースとコンデンスミルクと混じると、ヨーグルトのような味になってしまう。いちごソフトミルクは650円。いちごシロップは至って普通のものなので、特別美味しいわけではないが、見た目が鮮やかではっきりとした甘さなので子供が喜びそうなメニューである。黒みつきなこ金時にソフトクリームトッピングは700円。濃厚な黒みつにあんこの甘さが加わりかなりの甘さ。黒みつときなこの組み合わせは、信玄餅で味わうことが多いが、かき氷では初めて。白玉をトッピングしたら美味しいと思う。ソフトクリームとのトッピングはあまり合わないような気がした。夏みかんは650円。シロップ漬けの夏みかんが乗っているさっぱりとしたかき氷で食後向けの味わい。宇治濃茶ミルクは650円。これとは別に宇治ミルクがあり、それは600円。違いが良く分からないが、恐らく抹茶の量が濃茶の方が多いようである。麻布茶房の宇治かき氷は甘くなく、添えられた白みつを好みでかけて食べるスタイル。上品な味わいで美味しい。夕張メロンミルクにソフトクリームトッピングは730円。ソフトクリームをトッピングして失敗したこともあるが、この夕張メロンミルクとの相性は良い。夕張メロンのソースが氷にもソフトクリームにも合う。
かき氷が美味しい陽気もしばらく続きそうなので、かき氷を食べ続ける日もしばらく続きそうである。次のかき氷はどこで食べようか。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




子供の頃から鰻といえば仲見世にあった正直屋の蒲焼を食べてきた。正直屋は蒸さない関西風の蒲焼の持ち帰り店で、鰻の蒲焼は食べ馴れた関西風が断然好みである。仲見世がEPOに変わっても正直屋は地下のテナントに残ったが、数年前に撤退してしまい、近所で美味しい関西風の蒲焼が食べられるところが無くなってしまった。もともと鰻はそんなに好物ではなかったが、最近は歳のせいか、スタミナ補給には肉より鰻と感じるようになってきた。先日、富士登山競走で消耗したスタミナを補給するために鰻屋に出かけた。小田原市東町、国道1号沿いの鰻昇は鰻の卸問屋が営んでいる鰻屋。60年ほど前に先代が鰻の卸として創業し、当初は小田原の料理店や箱根の旅館などに鰻を卸していたとのこと。その後、店頭でも蒲焼を焼くようになり、料理店を併設し現在に至っている。以前、店舗隣の卸部門の生簀を見せてもらったことがあり、鰻は三河産や九州産などその時々で良いものを仕入れていると聞いた。うな重は1750円から2700円まで。いつもはうな重の松を注文するが、今回は奮発して特上の鰻昇重4500円を注文。待つこと20分ほどで鰻昇重が運ばれてきた。鰻昇の蒲焼は白焼きを蒸した後に再度焼く関東風の蒲焼。鰻昇重は想像していたよりはるかにボリュームがあった。中央の重なった下にも蒲焼が隠れているので相当の食べ応え。以前、東京の神田きくかわで食べた一番高いうな重よりもボリュームがあるように感じる。ふっくらと香ばしく焼かれた鰻を存分に味わって元気が出た。ちなみに上の写真が神田きくかわのうな重(ニ)5000円。やっぱり夏は鰻が美味しい。
先日発売された小田原プレミアム商品券を買ったので、この夏は鰻の食べ歩きでもしようかと考えている。

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




台風6号通過後は猛烈な暑さも一段落したが蒸し暑い日が続いている。夏の日の暑い午後には甘く冷たいものが美味しい。この夏も毎日のように冷たい甘味を食べている。青物町商店街の甘味ホール三政屋は、昔ながらのアイスキャンディーやソフトクリーム、かき氷など甘味メニューが充実。10年ほど前に店をリニューアルしたときにジェラートもメニューに加わった。フレーバーは15種類ほど。三政屋のジェラートのダブルは360円。毎回カプチーノは必ず注文する。ほろ苦くて濃厚な味で美味しい。同じく三政屋で以前から気になっていた小倉ソフトを注文。小豆風味のソフトクリームかと思ったらパフェのような形で出てきた。小田原で同じようなジェラートがあるのが曽我の小田原牧場アイス工房。地元の牛乳や果物を使ったフレーバーなど20種類あっていつも何を注文しようか迷う。地元曽我特産の梅のフレーバーもあるが注文したことは無い。アイス工房のダブルは320円。いつも無難に1種類はミルクを注文。三政屋のジェラートと比べるとすこしさっぱりとした味わい。小田原市新屋のユニクロの近くにオープンしたすみれcafeのかき氷。上高地の天然水で作ったかき氷は、ふわふわで滑らかな食感で美味しい。また、シロップも果汁100%の濃縮シロップなどを使っているとのことでジューシーな味わい。かき氷は8種類あり、練乳と白玉がトッピングできる。上の写真は白桃かき氷500円。同じくすみれcafeのマンゴーかき氷500円。カフェのかき氷なので若干ボリュームは抑え目だが、食事後にかき氷が美味しく味わえる量はこのくらいだと思う。店主に話を聞いたところ、旦那さんがかき氷専門店で食べたかき氷に魅せられ、すみれcafeのメニューにも取り入れたとのこと。マンゴーは練乳をトッピングしても美味しい。ロビンソンの4階にある麻布茶房のかき氷。麻布茶房は、閑とお金を持て余してそうな奥様方がお茶をしていて、男性一人では入りづらい雰囲気だが、かき氷の誘惑に負けて今年初めて入店した。麻布茶房のかき氷は和のテイストのメニューが多く高級路線。宇治金時白玉ソフトミルクは800円。氷の食感はきめ細かく、抹茶もちゃんとしたものなので風味が良い。皿の下に敷かれた餡子もソフトクリームも品の良い甘さで値段相応の満足いく味。同じく麻布茶房の夕張メロンミルクは680円。トロトロのメロンのジュレみたいなシロップにミルクかたっぷりかけられていてかなり美味い。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




以前このブログでも紹介した南足柄市塚原の県道74号沿いにある駒形は大衆的なとんかつ専門店で1000円のランチを目当てに良く出かけている。ランチでも充分に満足できる味とボリュームのメニューが多いが、懐に余裕があってお腹が空いている時には、ちょっと贅沢をしてレギュラーメニューを注文している。駒形のランチメニュー表を裏返すと、レギュラーメニューが載っている。ランチメニューが料理・御飯・小鉢・味噌汁がセットで1000円に対して、レギュラーメニューは単品1200円~1800円で、定食セットにすると+200円ほど(夜は+300円)。大体1500円前後でかなりのボリュームのレギュラーメニューの定食が味わえる。駒形のレギュラーメニューの特ロースかつは1300円。直径25cmほどのお皿にどんと盛られたトンカツは、厚切りのロース肉が存分に味わえる。ロースならではの脂身の甘さと、揚げたての衣の香ばしさが堪らない一品。特ひれかつは少し高い1500円。やわらかい厚切りのヒレ肉のかつが3個乗っている。一見するとそれほどのボリュームに感じないが、かなり食べ応えがある。ひれかつは1個100g近くあるとのこと。レギュラーメニューの和風ねぎかつ1300円はランチのねぎかつと同じ味付けだが、お皿一杯に和風かつが盛られて出てくる。厚切りのロース肉を開いて揚げているとのことで初めて見たときにはびっくりした。生醤油と刻みネギでたっぷりのトンカツもさっぱりと食べられる。レギュラーメニューのチキンかつは1200円。駒形のとんかつ類の中で一番ボリュームのあるのがチキンかつで、ランチのチキンかつでもかなりのボリュームだがレギュラーメニューのチキンかつはランチの倍ぐらいの量で出てくる。やっとの思いで完食した。レギュラーメニューのミックスフライ1300円は、ランチのミックスフライと同じチキンかつとエビフライとカニコロッケだが、チキンかつとエビフライがサイズアップする。これもかなりのボリューム。
 駒形はとんかつ以外のメニューもボリュームがあって美味しいものが多いので、また別の機会に紹介する予定。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




スポーツプラザ神奈中先の新玉交差点近くから山王川の汐留橋までの道路沿いには飲食店が5軒ほどある。そのうちの何店かは、小田原駅周辺の飲食店で料理人や店長をしていた人が独立して出店した店である。周辺と比べ特別交通量が多い通りではなく、素人目に商売に適した場所とは思えないが、長年飲食の経験を持つ人が選んだ場所だけあり、どの店も根強い人気を得て開店以来続いている。餃子舗大連もそんなお店の一つだ。小田原市中町、新玉交差点近くから山王川の汐留橋までの道路沿いに餃子舗大連がある。大連のご主人は小田原駅前のスカイラークビルにあった大雅飯店で料理人をしていて、定年を期に大連をオープンしたとのこと。カウンターだけの小さな店だが手ごろな値段で美味しいメニューが多いので月に1度は必ず訪れている。メニューは一品料理が10種類ほどに、麺類が15種類、御飯類が7種類ほど。そのほか餃子やシューマイもあり、5個以上は1個単位でオーダーが出来る。餃子は3種類ほど種類があるが手ごろな値段で美味い。焼餃子は5個で330円。追加は1個あたり66円。一品料理でよく注文するのが八宝菜800円。油通ししてから炒める八宝菜は食材ごとの味わいと歯ごたえがあって美味い。野菜にも丁寧に飾り包丁が入っている。大連でボリュームのある一品料理が油淋鶏800円。大きめの唐揚げに、程よい酸味のソースがかけてあってくどさを感じることなく食べられる。あっさり風味のタンメンは750円。大連の麺類は具の味わいを引き立てるためかスープはあっさりとした味付け。タンメンも野菜ごとの歯ごたえと味わいが感じられて美味い。醤油風味の肉そばは940円。やはり具の炒め加減が絶妙で美味い。この通り沿いにある以前紹介した心楼ともどもこれからも長く続いて欲しい中華料理店である。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ 次ページ »