小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市営のプールは国府津と本町の2ヶ所に設けられていたが、数年前に国府津海水プールが閉場となって御幸の浜プールだけになってしまった。御幸の浜近辺にプールが建設されたのは昭和27年で、西湘バイパスの建設工事にともなって昭和45年に現在の場所に移転。以降、何度かの改修工事を経て現在に至っている。その御幸の浜プールでは現在防水塗装改修工事が行われている。先日御幸の浜プール横を通ると50mプール脇の通用口に工事看板が設置されていた。看板によると防水工事で工期は平成28年2月29日までとなっている。通用口が開いていたので中を覗くと50mプールの東側で作業が始まっていた。プール内は水が抜かれてコンテナのようなものがプール底面に置かれている。作業が行われている場所をズームをするとプール壁面のタイルの撤去が始まっている。帰宅後に開札結果を調べたところ正式な工事名は「小田原市営御幸の浜プール防水塗装改修工事 」で工費は約4900万円。プールの維持にはお金がかかると聞いていたがやはり改修工事にも結構な金額がかかる。昭和の頃からの佇まいを残す御幸の浜プールはこれからも末永く存続していってほしい公共施設だ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )