2024年2月の小田原は暖かな陽気の日が多くて、例年より梅や河津桜が早く見頃になった。郊外で春らしい風景を眺めることが出来た一方で、長年親しんだ小田原城址公園のサル舎が解体されたり、スポーツプラザ神奈中小田原が閉館したりと時代の移り変わりを感じる出来事がいくつかあった。2月1日、午後2時過ぎの酒匂小学校校庭の風景。数年ぶりに酒匂小学校のフェンス横を歩く機会があったので校庭を見たら、枝ぶりが良かった銀杏はかなり剪定されていた。小田原の2月の始まりは、春を感じる穏やかな陽気の一日だった。2月3日、午後4時過ぎの松原神社境内の風景。節分なので豆まきが行われ、拝殿前は賑わっていた。節分の豆まきは新型コロナで数年間中止されていたので、久しぶりに目にする春の祭事。2月12日、午後1時過ぎの国府津車両センターの風景。西側の留置線には鶴見線の車両が留置していた。普段、小田原周辺を走行していない路線の車両を目にすると不思議に感じてしまう。2月17日、飯田岡の市道2474沿いの風景。道路脇の水路が暗渠化されて道路幅が広くなっていた。2月18日、夕暮れ時の小田原市民会館解体工事現場の風景。大ホール側はバックヤード部分まで解体が進んでいた。数十年間、様々なコンサートや講演会が行なわれてきた小田原市民会館大ホールは、この春には姿を消してしまう。2月20日、午後1時過ぎの小田原城址公園本丸広場の風景。サル舎の解体工事が始まり、金網が取り外されていた。2月24日、正午過ぎの小田原城址公園本丸広場のサル舎解体工事現場。鉄骨の支柱が切断され、小さな猿山がぽつんと取り残されたように見えた。長年、親しんだ小田原動物園の最後の施設はこの2月で姿を消した。2月29日、午後6時前のスポーツプラザ神奈中小田原前の風景。午後6時でGrand Finaleの館内見学が終了して、長年の営業に幕を下ろした。昭和の頃からの建物が段々と閉鎖や解体となって何とも寂しい。
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