自分を信じる ３

内なる声に支配された者のエンジンは「おそれ」なのです。

なにしろ、自分はダメだと思いこんでますから、
うまくいかないに決まってると思いこんでますから、
失敗のおそれに満ち満ちている。

で、ガンバリの貯金がいくらあっても足りないし、安心もできません。

いつまでたっても、あらたな不安が生まれ、安心できる所に行き着けません。

で、いよいよエンジン全開になって、がんばったりします。

他人から
「すごいじゃない。よくがんばったね。」
などと賞賛されると、一瞬、そうかと思うのですが、なにせ本心はおそれで
いっぱいですから、次の瞬間には、自分叩きモードに戻ってしまいます。

考えただけでも疲れる、つらい状態ですよね、ホントに。

ただ、このつらい修行中に、「努力家になった」ということはあります。

人間、この世で「努力」することはとっても大切なことだと思いますので、
これには感謝してます。

聞いた話ですが、あの世というか向こうの世界は、物質界ではないから、
努力して何かを達成するなんてことはないんだそうです。

物質の世界でなくて想いの世界だから、サトリの世界、悟らないと成就しない
世界だそうです。

これはこれで厳しそうだねぇ。
努力の方がまだいいかも。

だから、努力できるうちに努力したほうがいいし、努力するのはすごく大事なことだと思います。
が、努力しているときの「気持ち」がもっと大事ですよね。

自分を責めて叩いて努力してるのか、それとも・・・？？