先月、まだこんな猛暑が始まっていない頃、東京都庭園美術館に
「有元利夫展 天空の音楽」
というのを、見に行きました。
有元利夫という作家の作品は、昔、銅版画を1枚見たことがあるだけ。
印刷した絵は、何回も見たことありまして
「なんか、いいなー・・・」
と、ずっと思っていたのです。
でも、すごく有名って人でもないから、そうそう展覧会もなくて、
「本当はどんな絵か、見てみたいなー。」
と思いながらもかなわず、何年もたってしまっていました。
目黒駅を降りると、庭園美術館までの通り沿いに、有元の絵を印刷した旗が飾られていまして
それがとってもおしゃれで可愛いの。
思わずテンションあがりまして、きゃーきゃー喜んでいると、同行の夫が
「ママが有元好きだったとはね~。」
と、いかにも乗り気薄といった反応。
あらいいじゃないの、有元ならいつかウチだって扱うことあるかも知れないのよ(画商です)。
さて、静かな館内に入り、まず眼に飛び込んできたのは、大きな3人の女性が踊っている
「ロンド」という作品でした。
おお、初めて見る有元の本画。
40号くらいでしょうか、かなり大きく、そしてなにか、かすれたような独特の風合い。
淡く透明で、嬉しいような哀しいような色。
この世でもあの世でもなく、登場するのは男性のようでも女性のようでもあり、
ものすごく静かで、それなのに、遠くから音楽が聞こえてくるような、美しく不思議な世界。
言葉もなく絵を見つめていますと
「ん~・・・有元もイイねぇー・・・」
と、夫。
これが本画の力よねー。
説明書きにあって、初めて知ったのですが、彼は、絵を描くのに岩絵の具を使っていたのでした。
それで、なにかこう、淡くかすれたような感じの絵が描けたのですね。
「有元利夫展 天空の音楽」
というのを、見に行きました。
有元利夫という作家の作品は、昔、銅版画を1枚見たことがあるだけ。
印刷した絵は、何回も見たことありまして
「なんか、いいなー・・・」
と、ずっと思っていたのです。
でも、すごく有名って人でもないから、そうそう展覧会もなくて、
「本当はどんな絵か、見てみたいなー。」
と思いながらもかなわず、何年もたってしまっていました。
目黒駅を降りると、庭園美術館までの通り沿いに、有元の絵を印刷した旗が飾られていまして
それがとってもおしゃれで可愛いの。
思わずテンションあがりまして、きゃーきゃー喜んでいると、同行の夫が
「ママが有元好きだったとはね~。」
と、いかにも乗り気薄といった反応。
あらいいじゃないの、有元ならいつかウチだって扱うことあるかも知れないのよ(画商です)。
さて、静かな館内に入り、まず眼に飛び込んできたのは、大きな3人の女性が踊っている
「ロンド」という作品でした。
おお、初めて見る有元の本画。
40号くらいでしょうか、かなり大きく、そしてなにか、かすれたような独特の風合い。
淡く透明で、嬉しいような哀しいような色。
この世でもあの世でもなく、登場するのは男性のようでも女性のようでもあり、
ものすごく静かで、それなのに、遠くから音楽が聞こえてくるような、美しく不思議な世界。
言葉もなく絵を見つめていますと
「ん~・・・有元もイイねぇー・・・」
と、夫。
これが本画の力よねー。
説明書きにあって、初めて知ったのですが、彼は、絵を描くのに岩絵の具を使っていたのでした。
それで、なにかこう、淡くかすれたような感じの絵が描けたのですね。