アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

じつは・・・

2011-05-08 20:17:19 | 日記
あああ~~、気がつけば、こんなに長い間、書いていなかったぢゃありませんか・・・

はぁ~、前にも一度ありましたが、またもログインの仕方も忘れそうなやばさ。

なぜか?
なんかもうやたら忙しかったから。

なぜ、なんかもうやたら忙しかったのか?

それは、実は、こんな歳になって引っ越しをすることになったから。です。

げへへー、もう52になるのにー、これから引っ越しとは。

15年前、今のマンションに引っ越してきたときは、もう引っ越しはこれで最後と思いこんでおりました。

引っ越しは、大変ですよね。

それに、今度は、今までの引っ越しと、ちょっと違うのです。

今までは、実家→結婚して1DKのアパート→子どもが産まれて2DKのアパート
→商売しやすいように、店のテナント借りているマンションの3階に引っ越し。

と、「できた箱もの」に入るパターンでした。

が、今回は違うのです。

1階店舗、2階住居の家を建てているのです。

が、こうすることで、マンションのローン+管理費・積み立て費、駐車場代、店のテナント料の
三重苦から解放されるから、こっちのほうがずっといい、という主人に従いました。

でもね、もちろん、建てた初めは、知らなかったでしょ、こんなことになるなんて。
2月に地鎮祭でしたから。

で、1ヶ月後、あの東日本大震災。

確か、あの大地震の3日後だと思います。上棟式があったのは。

絶え間なく続く余震。
電車は朝から止まって動かず、ガソリンも空っぽで、ガソリンスタンドも空っぽで給油もできず。
そして、計画停電を告げ鳴り響く、市役所の防災放送。
寒くて、不安いっぱいの薄暗い夕暮れ。

「おめでとうございます。」
なんて工事関係の方から言われて、もう泣きたいくらい辛かった。

たくさんの人が津波で亡くなって、家だってものすごい数壊れて流されて、こんな悲しいとき
新しい家なんて建ててる私たちって何?

唇噛んで下向いて、地面ばっかり見つめていた上棟式でした。