アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

岡田美術館 2

2016-10-28 13:24:37 | 日記
2800円払う価値があるなぁ、と思ったのは、その収蔵品の数と質がすごかったからです。

美術館は5階建て。

で、各階に、みっちりびっちりと名品が並んでいて、それでも足りずに、エスカレーター脇の廊下にも、
陶器などが並べられているのです。

私が見たときには、1階には、弥生時代の埴輪や銅鐸がありました。

教科書で見た写真の印象より、ずっと大きく美しくて、まず感動してしまいました。

あと、その階には、中国の様々な時代の陶磁器がありました。

上の階には、韓国の高麗、李朝時代の陶器と、尾形乾山はじめ日本の陶磁器の名品が並んでおりました。

更に、その上の階は、俵屋宗達、尾形光琳、円山応挙、伊藤若冲、与謝蕪村などの日本画の名品が
ひしめいておりました。

その上の階は、仏像や曼荼羅などの仏教美術があるらしいのですが、夫と私は、4階で力尽きまして、
5階までは見に行かれませんでした。

それくらい、ボリューミーな美術館なのですよ~。

展示品の他にも、庭園があるので庭園散策をしたり(お庭に入るのに¥300払います)、
お庭の中にある離れ屋で、お食事をしたり、足湯もあるので、それに入ったりすると(¥500なのですが、
これは入館チケットを見せるとサービスしてくれるらしい)、ほぼ一日遊べるのではないかと思います。

館内には、座るところも豊富にありますし、お手洗いもすんごくキレイで豪華ですから、
ゆったりすごすにはうってつけです。

ただ、前述の、庭園内のお食事処の特製弁当は、よほど早く行かないと食べられないようです。

私は、そのお弁当を食べるのを結構楽しみにして、11時40分頃行ったのですが、もう既に完売で
食べられませんでした(泣)

ま、代わりにきのこうどんに温泉卵を付けたのをいただきましたが、庭園を眺めながらのおうどんも、
とても美味しかったので、大満足いたしました。

今回は、目玉収蔵品の、喜多川歌麿の「深川の雪」は、残念ながらレプリカの展示でしたが、次回は
是非、本物が見たいわ、と思いながら帰りました。