今月は、鈴木其一展を見たり、岡田美術館に行ったり、と日本画の美に親しみました。
少し前では、考えられないことだわ・・・。
ずーと長い間、環境的に、神奈川県立近代美術館が近かったものですから、
中学生のころから、洋画にばかり親しんできてました。
ボッティチェリやラファエロのようなルネッサンス絵画から、フェルメール、レンブラントのような
オランダ美術、きらびやかな印象派、後期印象派の作品群から、マチス、シャガール、ピカソのような
あるいはムンクのような、近現代美術まで、数え切れないほど見てきましたし、実際大好きでした。
日本画といえば、小倉遊亀とか上村松園とか鏑木清方とか前田青邨とか、あの辺は
好きでしたが、せいぜいそれくらい。
なにか、地味で退屈で、「見よう」という気分になりませんでした。
ましてや、江戸時代の絵なんて、全く魅力を感じなかったのです。
それが、50を過ぎた頃から、そういう、今まで見向きもしなかった日本美術を
「いいなぁ!」と感じるようになったのです。
今となっては、逆に、そういう日本美術の方が、見ていて心が安まり、
「見たい!」と思うようになり、今までずっと見てきた西洋絵画は「もういいや」みたいな
感覚になってしまっています。
芸術の秋なので、あちこちで展覧会やってるんだけど、今ひとつ乗り気になれない私。
むしろ、来月、根津美術館で開かれる円山応挙は、絶対行こう!と、今から意気込んでいるのです。
子どもの頃は、美味しいなんてちっとも思わなかったお豆腐が、今は大好物になったように、
美術の好みも変わるものなのですねぇ。
画像は、鈴木其一展で買った、金色の豪華クリアファイルです
少し前では、考えられないことだわ・・・。
ずーと長い間、環境的に、神奈川県立近代美術館が近かったものですから、
中学生のころから、洋画にばかり親しんできてました。
ボッティチェリやラファエロのようなルネッサンス絵画から、フェルメール、レンブラントのような
オランダ美術、きらびやかな印象派、後期印象派の作品群から、マチス、シャガール、ピカソのような
あるいはムンクのような、近現代美術まで、数え切れないほど見てきましたし、実際大好きでした。
日本画といえば、小倉遊亀とか上村松園とか鏑木清方とか前田青邨とか、あの辺は
好きでしたが、せいぜいそれくらい。
なにか、地味で退屈で、「見よう」という気分になりませんでした。
ましてや、江戸時代の絵なんて、全く魅力を感じなかったのです。
それが、50を過ぎた頃から、そういう、今まで見向きもしなかった日本美術を
「いいなぁ!」と感じるようになったのです。
今となっては、逆に、そういう日本美術の方が、見ていて心が安まり、
「見たい!」と思うようになり、今までずっと見てきた西洋絵画は「もういいや」みたいな
感覚になってしまっています。
芸術の秋なので、あちこちで展覧会やってるんだけど、今ひとつ乗り気になれない私。
むしろ、来月、根津美術館で開かれる円山応挙は、絶対行こう!と、今から意気込んでいるのです。
子どもの頃は、美味しいなんてちっとも思わなかったお豆腐が、今は大好物になったように、
美術の好みも変わるものなのですねぇ。
画像は、鈴木其一展で買った、金色の豪華クリアファイルです