10月
長浜城歴史博物館(滋賀県長浜市)
長浜城は天正3~4年に完成し、秀吉が入城しました。後の天下人の秀吉にとって初めての居城で、長浜の街は秀吉の領国・城下町経営の基礎を醸成した所とされています。
江戸初期の1606年には廃城となり、資材の大半は井伊家の彦根城の築城に流用されました。
現在の天守閣はあくまでも模擬天守で、犬山城や伏見城を参考に1983年に完成し、長浜城歴史博物館として使われてます。
天守閣(博物館)最上階の展望デッキから眺めた琵琶湖。
琵琶湖も北の方は自然豊かで、見ているだけで癒されますね
太閤井址
琵琶湖岸に「太閤井址」の石碑がありました。
この井戸跡は昭和14年(1939年)に琵琶湖の渇水によって発見され、当時は厚さ3センチメートルほどの木の板で囲まれた状態であったそうです。今は長浜城遺跡として周囲を石で囲んで保存されてます。
JR北陸本線 長浜駅(滋賀県長浜市)
煙突のようなものがある駅舎の外観は初代駅舎をモチーフにしていて、その初代駅舎は南に200mほど離れた所に長浜鉄道スクエアとして保存されてます。
駅前にヤンマーミュージアム行きのシャトルバスが停車してました。
農業機械や産業機械メーカーで、ディーゼルエンジンの小型化に成功したヤンマーの創業者である山岡孫吉は滋賀県伊香郡南富永村(現 滋賀県長浜市高月町)の農村に生まれました。長浜駅から南へ700mほど行くと、ヤンマーミュージアムがあるほか、長浜市内にはヤンマーの工場もあります。
えきまちテラス長浜(滋賀県長浜市)
JR長浜駅前再開発により、2017年にオープンした『えきまちテラス長浜』。
駅からはデッキ直結で行ける複合商業施設で、この日は2階デッキで長濱フェス2024のイベントが開催されてました。
小さなびわ湖水族館 オサカナラボ(滋賀県長浜市)
このえきまちテラスの1階にあるのが、2022年にオープンした『小さなびわ湖水族館 オサカナラボ』。
運営はびわ湖を中心とした環境保全活動を行っているNPO法人「近江淡水生物研究所」だそうです。
琵琶湖に生息する淡水魚を中心に水槽がたくさん並んでいて、素敵な施設でした。見学は無料でしたが、少しだけ募金箱に寄付させて頂きました。
黒壁スクエア(滋賀県長浜市)
黒壁スクエアは、滋賀県長浜旧市街にある伝統的建造物群を生かした観光スポット。
江戸期から明治時代の古建築を使ったショップやカフェ、ガラス体験工房が軒を連ねてます。
一時はいわゆるシャッター商店街になりかけた旧市街でしたが、中心部にあった「黒壁銀行」の愛称で親しまれてきた旧第百三十銀行の取り壊しに際し、博物館都市構想を掲げた長浜市と地元民間企業8社が出資した第三セクター「黒壁」が1988年に設立され、旧市街の古建築の保存と再生に乗り出しました。
曳山博物館(滋賀県長浜市)
長浜曳山祭は、長浜八幡宮の祭礼として毎年4月に長浜の町中で開催され、ユネスコ無形文化遺産にも指定されてます。曳山博物館は長浜曳山祭の紹介と保存伝承拠点として、平成12年(2000年)に開館しました。
長浜 秋の曳山巡行
ちょうどこの日は『長浜 秋の曳山巡行』の日でした。
来年春の長浜曳山祭で使われる曳山4基が曳山博物館の蔵から出され、各町内に戻って行きます。午後には再来年に使われる曳山4基が博物館に収容されるということでした。
偶然とは言え、美術工芸的価値も高い長浜の曳山を見ることができました
真宗大谷派長浜別院 無礙智山 大通寺(滋賀県長浜市)
長浜市街は羽柴秀吉が長浜城の城下町として整備し、1606年の長浜廃城後も大通寺の門前町、北国街道や琵琶湖水運の要衝として発展した琵琶湖北部の中心街でした。
その大通寺(だいつうじ)は、京都の東本願寺を本山とする真宗大谷派の寺院で、本願寺十二代法主 教如を開基として慶長7年(1602年)に創建されました。初めは長浜城跡にあったそうですが、慶長11年(1606年)に現在地に移動したとされてます。
本尊の阿弥陀如来像を祀る本堂(国の重要文化財)は元々、京都の東本願寺の御影堂として使われていたお堂を移築したものです。
過去記事<2024 お気楽行楽記総集編(25)>
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