お気楽忍者のブログ 弐の巻

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【水族館めぐり10】 先祖返りしたイルカ

2020年06月11日 12時00分00秒 | 動物園・水族館めぐり

太地町立くじらの博物館  和歌山県東牟婁郡太地町大字太地

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2008年に和歌山県太地町のくじらの博物館で撮影したバンドウイルカの「はるか」。

2006年に太地町沖で見つかり、『鯨類学会における21世紀の大発見』と言われたイルカです。

本来なら胸びれ、背びれ、尾びれしかないイルカなのに、はるかには肛門辺りの両サイドにもひれがあります。

クジラ類の祖先は陸生の哺乳類だったとされ、クジラも受精後間もない胎生期には4つの脚があって、成長とともに前脚は胸びれになり、後脚は消えてから産まれてきます。

つまり、このはるかは後脚が退化せず腹びれとして残った、いわゆる先祖返りしたイルカとして注目を浴びました。

後にレントゲン撮影でそのひれの中に不完全ながら骨格が存在することも分かりました。

しかし、残念ながらはるかは子孫を残すことなく2013年に死亡しました。

今はその骨格がくじらの博物館敷地内の資料館に展示されています

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