11月24日
元離宮二条城 二の丸御殿の見学を終えました(御殿内撮影禁止)。
慶応3年(1867年)、徳川15代将軍 慶喜が大政奉還を宣言した二の丸御殿の大広間にはあの日本史の教科書にも載っていた有名な絵と同じように将軍や武士の人形が置かれ、大政奉還の様子が再現されてました。
いや~、幕末維新史好きにはたまらんもんがありました
さて、見学順路は特別名勝の二の丸庭園へ
二の丸庭園は池の中央に蓬莱島、左右に鶴亀の島を配した書院造庭園です。
寛永3年(1626年)、後水尾天皇の行幸のために作事奉行で庭園造りの名手、小堀遠州のもとで改修されました。
二の丸御殿の大広間や黒書院、行幸御殿の3方向から庭が鑑賞できるように工夫されてます。
しかし、15代将軍慶喜の上洛時には樹木はほとんどなく、池は枯渇して荒廃していたそうです。
大政奉還後に所管が朝廷や宮内省に代わってから改修、植栽が進み、今の姿の原型が出来上がりました。
小学生の修学旅行でしょうか。
先生が熱心に先ほど見た「大政奉還」の説明を子どもたちにしているのが微笑ましかったですね
うちの息子は昨年、コロナで修学旅行も中止になっちゃいましたから。。
東橋を渡って、本丸櫓門を抜けて本丸エリアに入ります。
ここに来ると、二条城が城だったことがよく分かる造りになってますね。
ただ、残念だったのは重要文化財の本丸御殿が改修中でその姿を見ることができませんでした。。
天守閣跡へ登る石段。
本丸の南西隅にはかつて伏見城から移築された五重六層の天守閣があったそうですが、寛延3年(1750年)の落雷で焼失し、その後再建されることはありませんでした。
つづく
過去記事<京都写ん歩 世界遺産 二条城へ>
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