5月12日
京都市東山にある浄土宗総本山 華頂山 知恩教院大谷寺(知恩院)を10年ぶりに訪れました。
前に来た時は、浄土宗開祖の法然上人の御影を祀っている御影堂(国宝)は、残念ながら平成大修理の途中でした。。
南禅寺の三門、仁和寺の仁王門とともに京都三大門と呼ばれる知恩院の三門。
元和7年(1621年)に徳川2代将軍 秀忠の寄進によって建立された門で、高さは24m、横幅は50mもある日本でも最大級の木造門です。上に掲げられた華頂山の額縁は畳2畳以上のサイズがあるそうですね。
前回来た時は、工事用の建屋に覆われて、見ることができなかった御影堂。
今年は浄土宗開宗850年なので、御影堂の前には高さ7mの念仏結縁(けちえん)柱が建てられていました。柱に結わえられた五色の綱は、御影堂の法然上人像の左手と繋がっていて、柱を触ることで法然上人と縁を結ぶことができます。
御影堂内でお参りしましたが、撮影禁止なので写真はありません。
納骨堂
阿弥陀堂は、知恩院の建造物の中で唯一、明治期に建てられたお堂です。
元々、300年前からお堂はありましたが、荒廃、老朽化が進んだため、完全に取り壊して新しいお堂に建て替えられました。
堂内に祀られた黄金色に輝く、高さ2.7mの阿弥陀如来座像は美しく、かなりの存在感がありました(堂内撮影禁止)。
お堂の外から1枚だけ。
寶佛殿
多宝塔
法然が修業していた比叡山を降り、布教しながら暮らした草庵は今の知恩院境内の勢至堂と呼ばれるお堂の辺りであったと伝わります。
知恩院の北西の黒門を通って外に出ました。黒門は、桃山時代に造られたもので、京都の指定文化財となっています。
お次は神宮道を北に歩きます
過去記事<京都写ん歩 よしもと祇園花月>
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