紀伊大島は和歌山県東牟婁郡串本町の沖合い約1.8kmの海上に浮かぶ人口約2,000人の和歌山県下最大の島です。
過去記事<紀伊半島1周 くじらの海>
それまでは連絡船でしか行けなかった紀伊大島も1999年に串本大橋ができて本土と繋がり、アクセスが抜群に良くなりました。
アーチ橋とループ橋からなる串本大橋はスズキ スイフトのCMにも使われてましたね
スズキスイフトCM(Youtubeに飛びます)
島を横断して樫野崎灯台に来ました。
樫野崎灯台は1870年に初点灯した国内初の石造り灯台で、回転式の灯火方式もこの灯台が初めてだったそうです。
中には入りませんでしたが、テラスへは外階段で上がることができるそうで、そこからの景色も素晴らしいそうです。
こじんまりとした佇まいがとても絵になる灯台でした
樫野崎は和歌山県朝日夕陽百選にも選ばれてる場所で、岬の上からは太平洋の水平線が一望できました。
真昼間に来てしまったのがちょっと残念だったかもしれません・・・。
樫野崎の南東方向から眺めた太平洋。
この右手の方には海金剛と呼ばれる絶景ポイントもあったんですが、時間の関係でこの時は立ち寄ることができませんでした
エルトゥールル通り
この紀伊大島では今に続く日本とトルコの友好関係の礎となる出来事が130年前にありました。
トルコ建国の父と言われ、初代大統領となったオスマン帝国の将軍ムスタファ・ケマル・アタテュルク騎馬像。
トルコ大使館から寄贈され、しばらく新潟で展示・保管されていましたが、日本財団の支援を受けてトルコとの関わりが深いこの地に移設されました。
130年前に紀伊大島で起こったオスマン帝国(トルコ)軍艦エルトゥールル号の悲劇と友情にまつわるお話は次回の記事で紹介します。
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