滋賀県米原市醒井(さめがい)にある『醒井水の宿駅みゆき』に立ち寄ってみました。
館内には地元食材にこだわったお食事処や喫茶コーナー、地元の特産品売り場などのある観光施設です。
ロケーションはJR東海道線醒井駅の目の前。
醒井駅は東海道線でJR東海が管轄するエリアの中では一番西にある駅で、隣の米原駅はJR西日本の管轄になってます。
湖国の幸がいっぱい。
いさざは琵琶湖固有のハゼ科のお魚で、昔に比べると随分漁獲量が減ったそうですが、湖北を代表する琵琶湖の恵みですね~。
アケビの仲間のムベ(郁子)の実が売ってました。
古くから不老長寿の効能のある霊果とされ、延喜式によると、近江国(滋賀県)や山城国(京都府の一部)に皇室への貢納が命じられていたとか・・・。
近江蒲生野で天智天皇が元気な老夫婦にその秘訣を聞いたところ、老夫婦は「この地で獲れるある果実を秋に食してるから」と答えました。
天智天皇もその実を一口食べ、「むべなるかな(もっともなことだ)」と仰り、毎年献上するようにと命令されたそうです。
で、名も無いこの果実が「むべ」という名前になりました
醒井は中山道61番目の宿場町として栄え、加茂神社のそばの居醒の清水やこの近くを流れる地蔵川の清流が有名で、平成27年には「水と暮らし」が遺る地域として日本遺産に認定された水の街です。
三成めしのひとつ「華麗なる三成」カレー。
米原市・彦根市・長浜市の3市で企画された三成めし認定審査会に出品し合格すると三成めしブランドを名乗ることができます。
このセンス、結構好きです(爆)
過去記事<醒井養鱒場(2)湖国の味覚に舌鼓>
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