お気楽忍者のブログ 弐の巻

ミニカー収集/お魚採取/動植物フォト/行楽記・・・趣味のごった煮ブログ

MY LIBRARY  ディズニーランドをつくった男たち

2023年04月29日 04時00分00秒 | 本の紹介

書名:東京ディズニーランドをつくった男たち 「夢の王国」の光と影
著者:野口 恒
出版社:ぶんか社文庫
出版年:2006年
ジャンル:ドキュメント

内容紹介(背表紙説明より)
ウォルト・ディズニーが米・カリフォルニア州に「夢と魔法の王国・ディズニーランド」を建設したのは1955年のこと。そのわずか5年後に自国に本格的に誘致しようとした日本人がいた。その「巨大プロジェクト」が日の目を見たのは1983年のこと。本書では千葉・浦安にめでたくグランド・オープンを迎え、日本における「レジャー元年」を飾ったTDL誕生の裏側で動いた複数の企業、キーマンたちの時々刻々の行動ばかりでなく心の動きにまで鋭く斬りこんだ、緊迫のドキュメントである。

1958年に京成バラ園で販売するバラの買い付けのためにアメリカを訪れた後の京成電鉄社長の川崎千春。アメリカのディズニーランドを見て感銘を受けた川崎は、当時 京成電鉄が出資し、浦安臨海地域の埋め立て・商業誘致を行っていたオリエンタルランドに高橋政知を招聘する。

高橋は浦安の漁民との漁業補償交渉や米国ディズニーとの交渉を行い、高橋と川崎でディズニーランド誘致に動き出します。

ディズニーランド建設に反対するオリエンタルランドの大株主の三井不動産や三井信託銀行。富士山麓にディズニーランドの誘致を目指す三菱地所と東宝。売上の10%のロイヤリティと50年契約を求める米国ディズニー。利権渦巻く中で、オリエンタルランドは誘致権を獲得し、1983年にディズニーランドは千葉浦安の埋め立て地にオープンしました。

オリエンタルランドの社長となった高橋はディズニーシーのオープン前年に亡くなってしまいますが、ディズニーランドは日本一のエンターテインメントパークとなり、今年で開園40周年を迎えました。

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