「大粒で甘い!丹波くり 〜京都 福知山市〜」 2024年10月20日
秋の味覚・丹波くり。30数万年前の噴火や幻想的な霧がうまさの秘密!おいしいくりの見分け方から自宅でくりをもっと甘くする技、さらに簡単にできる極上くりスイーツも!
今回の食材ハンターは須田亜香里さん。京都・福知山市で生産される丹波くりは、大粒で風味がよく甘みも強いと評判です。そのうまいッ!の秘密には、30数万年前の噴火や、幻想的な霧、ペットボトルや冷蔵庫が大きく関係しているといいます。さらに、おいしいくりの見分け方や自宅で簡単にくりを甘くする裏技もご紹介。手軽にできるくり料理や風味豊かなパン、極上くりスイーツなども登場します。くり好きの皆さん必見です!
「うまいッ!」の秘密
大粒で甘い丹波くり。その秘密は、30数万年前に噴火した火山灰からできた黒い土と昼夜の寒暖差に。黒い土は柔らかく、深さ2m近くあるため、栗の木は、根を深くまで伸ばし、地中の栄養素をたっぷりと吸収。10度以上ある寒暖差によって、風味や甘みのもととなるでんぷんも蓄えやすくなっています。
果樹の中でも特に日光が必要な栗。藤原さんは、光が当たるようペットボトルを枝にかけて高さを調整し、余分な実を早々に摘果し、十分な栄養を与えて栗を育てます。栗の甘さを引き出すのは湿度100%近くに保つ特殊な冷蔵庫。栗は、冷やすと蓄えたでんぷんを糖に変えるため、40日ほど低温熟成させ、みずみずしさを保ちながら栗の甘さだけを引き出して出荷しています。
「栗を使った料理レシピ」について
「焼き栗」
<作り方>
1)栗の上部に半周ほど切れ込み入れる。(皮の部分だけ実に触れない程度)
2)予熱したオーブンに入れて、30分ほど焼くとできあがり。
※焼く時間は栗の大きさによって異なります。
「栗の天ぷら」※じっくりと揚げることで栗の甘さを引き出し、塩によって栗の甘さが引きたつ一品。
<材料>栗、塩、サラダ油、天ぷら粉、炭酸:各適量
<作り方>
1)栗の上部に半周ほど切れ込み入れる。(皮の部分だけ実に触れない程度)
2)沸騰したお湯に3分程度つけて皮をむく。
3)炭酸水でといたてんぷら粉を2)につけて、170℃の油で15分ほど揚げる。
4)お好みで塩をふる。
「焼き栗のアイスクリーム」
<材料>焼き栗、市販のバニラアイス
<作り方>
1)焼き栗を事前に細かく潰して、アイスに混ぜ合わせる。
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/VRMX45886K/ より
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