4. 「伊藤貫の真剣な雑談 ( 第3回前半 )」 ・・「価値判断が乱れた時代 ~ リアクション保守の蔓延と国際政治の基本4構造」
今回の雑談は既に紹介した下記〈思考の3つの段階 〉、〈国際政治の4つの構造〉と重複していますので、省略致します。
〈 思考の3つの段階 〉(・・参考のため転記 )
( 自分がどのレベルの思考をしているかを認識しないと、質が高く、安定性と一貫性のある議論ができない。)
1. 哲学的思考段階 ・・一番抽象度が高い思考
2. パラダイム思考レベル ・・国際政治学の6つのパターンでの思考
3. ポリシー思考レベル ・・国や個人の主義主張によるもので、一番身近な思考
〈 国際政治の4つの構造 〉(・・参考のため転記 )
( 国際政治には構造があり、これを明確に意識しないと話が進まない。)
1. 過去3000年の国際政治では、一度も世界政府が存在しなかった
2. 過去3000年の国際政治では、一度も共通の価値判断、文明観、経済イデオロギー、政治思想が存在しなかった
3. 過去3000年の国際政治では、国際機関が主役になったことは一度もない
4. 過去2500年の国際政治では、バランスオブパワー政策 ( 外交 ) が行われてきた
その代わりとして、視聴者のコメントを8件紹介します。どの視聴者も私のように、氏を「祭りの薬売り」と見る人はなく、氏の意見に疑問を抱く人物もいません。逆に保守として目覚めをさせられたと、感謝している人さえいます。ここでまた、鄧小平氏の言葉を思い出しました。
「黒い猫でも白い猫でも、ネズミを捕る猫は良い猫だ。」
〈 コメント1. 〉
こんなに感動した講義は聞いたことがなかった。頭の中がとてもclearになったと同時に、なぜかもの悲しくなってしまった。でも、伊藤さん、こんな素晴らしい講義を有り難うございます。繰り返し見ます。
〈 コメント2. 〉
まさしく、現実を見ろ!ですね。 自分の国は自分で守るって、当たり前のことなんですけどね。 政治家も官僚もトップから腐っていて、手の施しようがなくなりました。 サムライがいなくなった。
〈 コメント3. 〉
激しく同意しますネ。自国は自分たちで守る。という当たり前の事ですネ
〈 コメント4. 〉
おぉ。素晴らしい。哲学から思考する番組なんて、目から鱗です。頭がすっきりしました。自分はどんな思想で世の中を見ているのか、冷徹に考えました。そして国柄を大事にしたいと思ったので文化保守として生きます。 素晴らしい政治アナリストのお話をありがとうございます。
〈 コメント5. 〉
個々の命題では『正論?』と思える部分も多くあるのですが、、、、、、
しかしながら、全然、私の心の琴線には共鳴しません。
猫様のおっしゃるとおり、『祭りの薬売り』です。((笑))
ともかく、伊藤貫氏が、日本の問題点を指摘している点は当たっていても、
それを風刺・冷笑するような態度には、不快感を感じます。
おそらく、、、、、?
伊藤貫氏は、内心では
『ふん、ふふふ。君たちは、何にも知らないらしいな。、、、実は、、、、、、、、、、』 と、
言ってるんじゃないでしょうか??
私の真意は、このようないかがわしい人物の意見に共鳴する、日本の保守と言われる人々への批判です。
チャンネル桜の水島氏は、その代表です。