御所湖川村美術館にカフェ・あうるが隣接しており、そこで「森の小さな音楽会」が隔週日曜に開催されております。
ふと、日頃の暮らしから離れて、静寂の風景とピアノの音色だけの時間です。
たっぷりきのこのカレーオムライスと美味しいデザートとコーヒーを注文していただきました。
4月1日はラフマニノフの誕生日。
そこで水原良子さんがラフマニノフのピアノ曲を奏でます。
春を待つ湖の畔、遠いロシアの遅い春に想いを馳せながら聴き入るラフマニノフ・・・
深く広くどこか悲しげな音が高い吹き抜けに響き渡る
なぜだろう、突然自分の年齢が20代に戻ったような錯覚がよぎりました。
タイムスリップして、私は大好きなボアのベレーに真赤なニット。
ぼんやりリルケを片手に奏でる音を耳にしている・・・
私は20代までコーヒーが苦手でした。
だからオーダーはいつもミルクティー。
目の前のコーヒーがミルクティーに見える・・・
あるはずもないダージリンの香り。
はっとして、50代の我に戻った不思議な感覚、いったい何が起きたのか気を取り戻すのに少し時間がかかったほどです。
ピアノの生演奏は久し振りでした。
きっとそのせいです。
ラフマニノフのほかにモーツアルトソナタやトューランドット、オーバーザレインボー、
さらにはバロックと、多彩な楽曲で2時間があっという間に流れて行きました。
私たち夫婦は音楽家志願脱落者同士でもあります(笑
私はピアノの道を夢見てましたが、気がついたら普通の事務員になってました。
主人は調律師を夢見てましたが、気がついたら測量士になってました。
人生なんてそんなものです。
もちろん後悔はしておりません。
たまにはこんな贅沢な時間の使い方必要だなあとしみじみ思う日曜の午後でした。
ふと、日頃の暮らしから離れて、静寂の風景とピアノの音色だけの時間です。
たっぷりきのこのカレーオムライスと美味しいデザートとコーヒーを注文していただきました。
4月1日はラフマニノフの誕生日。
そこで水原良子さんがラフマニノフのピアノ曲を奏でます。
春を待つ湖の畔、遠いロシアの遅い春に想いを馳せながら聴き入るラフマニノフ・・・
深く広くどこか悲しげな音が高い吹き抜けに響き渡る
なぜだろう、突然自分の年齢が20代に戻ったような錯覚がよぎりました。
タイムスリップして、私は大好きなボアのベレーに真赤なニット。
ぼんやりリルケを片手に奏でる音を耳にしている・・・
私は20代までコーヒーが苦手でした。
だからオーダーはいつもミルクティー。
目の前のコーヒーがミルクティーに見える・・・
あるはずもないダージリンの香り。
はっとして、50代の我に戻った不思議な感覚、いったい何が起きたのか気を取り戻すのに少し時間がかかったほどです。
ピアノの生演奏は久し振りでした。
きっとそのせいです。
ラフマニノフのほかにモーツアルトソナタやトューランドット、オーバーザレインボー、
さらにはバロックと、多彩な楽曲で2時間があっという間に流れて行きました。
私たち夫婦は音楽家志願脱落者同士でもあります(笑
私はピアノの道を夢見てましたが、気がついたら普通の事務員になってました。
主人は調律師を夢見てましたが、気がついたら測量士になってました。
人生なんてそんなものです。
もちろん後悔はしておりません。
たまにはこんな贅沢な時間の使い方必要だなあとしみじみ思う日曜の午後でした。