おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

夢は日々確認するもの

2009年04月28日 | 暮らし
8年前、母が最後に桜を見に訪れた場所が矢巾町の煙山種苗でした。
「きれいなものをたくさん見たい」と術後の母は口癖のように言いながら
限りある命の中で花々を見て歩くことを一番の楽しみとしておりました。

何も言わず桜並木をじっと見上げていた母の心は何を思っていたのだろう・・



急に思い立って、煙山方面へ車を走らせました。
まだ、咲いているかしら?もう散ってしまったかも・・

ああ、間に合いました!



うす曇りの中、これ程にも年輪を重ねた桜たちが立ち並ぶ小道。

並木道のそばの草原でたったひと組の家族がぽつりと小さなシートを敷いてピクニックをしておりました。
おじいちゃん、おばあちゃん、孫らしき小さな女の子。

母もよく娘たちをいろんなところに連れっていってくれたものでした。
母の生きがいは3人の孫たちでしたから。
どんな時にも孫たちの事が最優先の人生でした。




昨日ふいに

「夢をかなえる準備は進んでますか~?」と尋ねられました。

え、と、たじろいでしまった私。

足元の煩わしい日常の出来事に翻ろうされて一瞬「夢」を引き出しにしまい込んでいたのに気が付きました。

「夢はときどき確認しなければいけないんですよ!」
と友人が笑いながら言っていたのを思い出しました。

そうです!
夢は日々確認しなければなりません。

そして夢に向かってわくわく過ごすことが大切です。