おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

自然の中のちっぽけな人間

2009年04月19日 | 暮らし
主人のインフルエンザ騒動もやっと鎮静化したかと思ったとたん、長女の急性腸炎で日赤の救急へ駆け込む一日。

土曜の午後、ひっそりとした病院、それでも桜ははなやかに咲き誇っておりました。
ひとつの家族がこの桜の木の前で記念撮影をしておりました。
家族が入院していてその帰りというふうです。

どんな人にも春は平等にやってきます。

点滴を受けたベットから見えるこの桜の花で娘は
「何だか気持ちがほっとしたの」と。
花が人にもたらすエネルギーは大きいものです。

自然の力とは偉大なものです。
そして自然の中での人間はちっぽけな存在です。

そのちっぽけな人間の悩みなんて、もっとちっぽけで、些細なものです。

もっとひろく世界を見つめよう。
世界の中で自己を見つめよう。
必ず何かが語りかけてくるはず。

「本当はどうしたいの?」

主人の問いかけに答えを出せない私の心にもあたたかな日差しが入り込んできたような気がします。