おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

決意は伝えなくとも伝わる

2009年04月25日 | 暮らし
雨の中の高松の池、やはり、それでも傘をさしながらのお花見の家族。
散り始める花びらを肩に受けながら・・・



「まだどこのお花見もしていないんだよ」
主人の言葉で高松の池まで足を延ばしてみました。



車検に出した車が思いのほか重症で急きょ車の買い替えを迫られてしまいました。
これも想定外、いや想定内、そうならないように願っていたのですが、現実は厳しいものです。

これもひとつのチャンスを神様が与えてくださったのでしょう。

主人と二人雨の高松の池の桜並木を一本の傘で歩き、露天のトウモロコシを買いました。
30年の家族の軌跡をたどりながら、とにかく平和に今まで過ごすことができた事、
しみじみそのことに喜びを感じ、娘たちの幸せな未来を願う初老の夫婦です。

こんな世の中だけど、夢だけは持ち続けたいと、お互い言葉にはださなくとも強く思っている・・・

「これでいいんだよね」

娘たちに迷惑をかけない老夫婦になること、これが究極の目標。

30年の長い夫婦生活の中で

気がつけば

決意は伝えなくとも伝わるものです。

だから毎日がんばれているのでしょう。

義父は職場を退職後第2の職場を選ばずに家にいる事を選びました。
義父が退職をしたのは55歳。ちょうど今の私たちの年齢です。
今私たちは無職になって家にいることなんて想像もつきません。

ただ、生活が成り立てば、農業をやりたいという一つの夢はあります。
手作りの農産物をピンクの軽トラに載せて町に売りに行く・・・

農業が注目されるようになった最近ですが
そのずーっと前から私にはそんな夢がありました。

いつかは叶えたい夢のひとつです。