おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

移りゆく花色

2009年05月15日 | 暮らし
花の咲く色は順番があるらしいです。

最初は黄色、次はピンクや赤、そして今は白の花たちが咲き始めてます。



なんとも整備不能な庭ですが、こうして毎日カメラを向けてみると
結構いろんな花が咲いているものです。



ほとんどが、頂き物で、気がついたらあれやこれや。
どこに何を植えてあるか、春になるとすっかり忘れてしまい、とにかく咲いてみて初めて、

ああそうだった、こんな花もあったけ。

という具合です。


大西民子氏(1924-1994)が結成した短歌会の短歌集「波濤」を手にしました。

盛岡出身の歌人ですが、その民子さんの歌碑建立に尽力した高校時代の友人からいただいたも。
岩手には多くの作家がおりますが案外地元の人は身近に感じていない事もあります。(私のように)

「民子さんの歌はなんだかどんより暗くってさびしくなるわね~」と単純な私。
「その自分の心を詠んだ短歌を客観的に講演会等で解説してしまう彼女はすごい」と彼。
確かに・・・そこまで赤裸々になれる民子さんはすごいと思いました。

友人の夢は「岩手の作家の人たちが力を発揮できるような環境を作りたい。」

そして、やはり、いつものごとく、熱く語り合う3時間!
(何がなんでも1時間では収まりません・・・)

今はネットが充実しすぎて、本屋さんへ足を運ぶ人が激減しているそうです。
すると私と友人は「本屋おこし」の夢が広がって来るわけです。

本屋さんのレジで一冊の本を手にしたときのなんとも言えないわくわくした感情。
早く家に帰って読みたい、ってはやる心。
今はアマゾンさんのお世話になっていることが多いので、
そういうこと、私も確かに無くなってました。

厚い辞書を開くとはほとんどなく、「すべてインターネット検索」の今。

昔、ブリタニカ百科事典を並べてある家を見ると感激して羨ましく思ったものです。
おかしいけど、ブリタニカ百科事典を持っている家はお金持ちだと本気で思ってましたから(笑


高校時代の友人はいいものです。
なんてったって実年齢を忘れることができます。