おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

せんこう花火~短くも美しく燃え~

2009年08月15日 | 暮らし
なぜか、いつの時代も花火のしめくくりはせんこう花火と決まってます。
このはかなげな光の粒に人々は自分の人生を重ね合わせてしまうのでしょうか。



最近古い映画が思い出されます・・・

スウェーデン映画「みじかくも美しく燃え」で流れている
モーツアルトピアノ協奏曲第21番が頭の中で流れて来ました。
あの映画でも泣きました・・・

妻子を持つ伯爵の中尉とサーカスの綱渡り芸人のはかなくも切ない愛の物語。
最後はピクニックで蝶々をおいかけるエルヴィラそして銃声の音。
ストリーは二人の心中で幕を閉じます。

そして昨夜は「火垂るの墓」で泣きました。

なんだかセンチメンタルな近頃なのです。

しばらく忘れていた感情なのですが、この数日の休息日は思いっきり感傷的な私です。


今日は第64回終戦記念日。


「ひまわり」も「うつくしくも短く燃え」も「火垂るの墓」も
戦争の悲劇が生んだ出来ごと。
戦争は家族を引き裂いてしまうこと。

戦争を経験していない私たちが、戦争を考える日。
世界の平和を考える日。

大切な自分の家族を想うと、
平和を願わずにはいられません。

世界から戦争がなくなる事を心から祈る日です。