おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

日本の食文化~鮪の思い

2010年03月13日 | 暮らし
先日備前焼の器で地消地産の有機食材を中心に作ったお料理を頂きました。



日本の食文化は最高です。

連日、マグロが食べられなくなるかもしれないと報じられております。
マグロの刺身を食べるのは日本だけとの事。

20年程前、タヒチに行った時のことです。
(Donnez-moi un café だけを練習して行ったのですが・・(笑))
日本人の団体が初めてタヒチにやってきたと地元の新聞にも載りました。
そんな時、マグロの刺身がホテルでてんこ盛りに出されたのですが、
現地のホテルの料理人は日本人の食べ方がわからなかったらしく
さしみのとなりには大きな器にこれまたてんこ盛りされた「ねりわさび」
きっと1キロくらいはあったでしょう。(樽に乗せて売っているお味噌のようでした)

私は中トロのにぎりが大好きです!
口の中で甘くほわーっととろけるあの感触、何とも言えませんね~

それでも最近はお店に行っても、以前よりマグロは高くなっており、
しばし立ち止ってはカツオのパックを手にしてしまいます。
江戸時代はカツオの方が高級魚だったらしいのですが・・・

マグロにしてもクジラにしても日本の歴史の中で長い間食文化として継承されて来たもの。
マグロやクジラを食べるDNAがしっかり体に染みついている日本民族です。
それを世界が否定しているのを見ると、日本の文化そのものを否定されているような気にさえなって悲しくなってきます。

きちんと保護しながら乱獲をしなければ、生態系を変えることはないと思うのです。

是非、いつまでも安心してマグロを食べられる社会であってほしいと願ってます。