田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

かわいそうに卒業ですか/麻屋与志夫

2011-03-10 09:43:39 | Weblog
3月10日 木曜日

プログです。

●「クノイチ48 VS 吸血鬼」もおかげさまで、第一部 「さすらいの塾講師」第二部 「超能力能力シスターズ美香&香世」がおわりました。あとは第三部をのこすだけですが、ここでこの物語とはすこし距離を置きたいと思います。構想をじっくりと練って……などとエラソーに書きますが、一休みしたいということです。

●第三部で完結する予定です。だだ、テーマを『テロ』にしたいのですが、この物語の読者は若い人なので、いかがなものなのでしょうね? カミサンが言うように不滅の小説の主題である『愛』のものがたりにしたほうがいいのでしょうかね? じっくりと考えます。

●さて、今日は地元の中学の卒業式です。

●わたしはこの鹿沼で「アサヤ塾」を創設して47年になります。東京オリンピックのころです。オリンピックの通訳をやりながら塾の講師をつとめるのはつらいことでした。体力もですが両親が病に伏せていました。カミサンは初めての赤ちゃんを育てていました。その長女の長女、わたしたちにとつては孫も、来春大学受験です。

●さて、今日は東京大空襲の日でもあります。カミサンは代々木幡ヶ谷の生まれなので、いまでも東京にもどりたいという希望をもっています。わたしも両親の看病のため学業を中途でなげだしての帰郷だったのであの青山での青春にはこころのこりがあります。民芸の稽古場。俳優座。霞町のシナリオ研究所。おもいでの微粒子が浮遊する懐かしい街。もういちど人生をやりなおすことができるのなら、あの希望に満ちた日々にもどりたい。
あれから――波乱万丈の人生をおくってきた。だからこそ、あの日々からほかの選択肢を選びたい気持ちがある。

●いまの若い子は、これからどんな夢と希望を紡いでいくのでしょうか。小説をまったく読まなくなった世代がいよいよ大人になっていきます。本を読まなくなった世代。ゲームとテレビと部活の世代。

●夢をもつ、希望をもつことがますます困難になってきた。「どうせだめだよ」という暗い世代の子にどうしたら活気を吹き込み、精気にみちた日々をおくれるようにできるのでしょうか。

●人を人としておもえず、吸血鬼ならこうしたことをするだろう。と考えなければならない、恐怖の街。決して犯罪にはかかわらない職種のひとが犯罪を起こす時代。ただ人を殺したかった。そんな恐ろしい時代にわたしたちは生きている。

●卒業式でみんなどんなことをかんがえているのかな。

●こちらが教えてもらいたい。とりとめのないことをGGはホリゴタツで考えている。外は冬並みの寒さだ。でも、ともかく門出を祝してあげたい。わが「アサヤ塾」の卒業生もふくめて、みなさん卒業おめでとう。




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