田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

鴨の遊泳にカミサンとの過ぎ越し方を想った。 麻屋与志夫

2014-03-17 07:01:01 | ブログ
3月17日 月曜日

●昨日。
午後。
買い物がてら散歩にでた。
黒川に鴨が2羽つれだって泳いでいた。
いままでは、寒風の中だったので、うら寂びた印象だった。

●ほほに吹く風は、春風となっている。
水温む季節がやっと到来した。
肌に感じる温度もあたたかだ。
鴨の遊泳するうごきにもほのぼのとしたものがある。
人間は気候が暖かになるとものごとを明るくとらえるものなのだなぁ、と思った。

●カミサンは鴨にはキョウミがない。
さっさとVIVAのガーデンセンターに行ってしまった。
わたしは、ひとり流れの傍らの木製のベンチにすわった。
独りになると、いろんなことをかんがえる。

●カミサンは鶏恐怖症だ。
戦時中、疎開して住みついた鹿沼。
近所のおじさんが、鶏を絞殺し、血を抜き、羽をむしっているのを目撃してしまった。
「あの、ぶつぶつの黄色いトリ肌の色。忘れられない」
と嫌悪をうかべて言う。

●いまでも、テレビで、鶏が肌を曝した情景が映ると悲鳴をあげる。

●トリと名のつくものは、いっさい口にしない。
ポークもビーフもほとんど食べない。
菜食主義だ。

●わたしの小説に登場するマインドバンパイアの原型はカミサンだ。
精神エネルギーを吸うだけで生存している? ような節もある。
そして、綺麗好きの潔癖症。
わたしは服装の汚れなどあまり気にしない。

●まったく真逆――正反対の性格だ。
それでいて喧嘩したことがない。
まぁ、外食のときはすこしもめるが。
最近ではわたしがカミサンの好きなものを食べるようになった。
飲食店街をあちこちさまようことはなくなった。

●でも一昨日、宇都宮のオリオン通り。「甘味処(かんみどころ」でアンミツを誘われた。
「アマミドコロハだめ」とジョークにまぎらわせて逃げた。

●ゴメンナサイ。

●二羽の鴨が仲良く泳いでいるのを眺めた。

●カミサンとの過ぎ越し方をしばし想った。



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