田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

相合井戸。群居性。人は一人では生きられない。 麻屋与志夫

2014-03-25 09:35:29 | ブログ
3月25日 火曜日

●昨日の午後。
カミサンは所用があって宇都宮にでかけた。

●息子夫婦もこの春、幼稚園デビューの孫を連れて東京にもどっていった。
「ミイマのところにママとのこる。パパさきにかえっていいよ」
孫はかわいらしくゴテテいた。

●独りぼっちで留守番していると、広い家だけに急に寂しくなった。
孤独を好むなどと日頃言っているが、いざ1人になってみると寂しいものだ。
日向ぼっこをしているブラッキをだきしめてみたり、家の中を散歩したり――。
けっきょく人間は群居性 gregariousness; sociabilityの動物なのだなぁと、あらためて認識した。

●とくにGGの場合は若いときから小説をかきつづけている。
あらゆる、日常的なことは排除して生きてきたので何もできない。
何もしない。

●ともかくそのツケが今回って来ている。
みっともないのでその詳細はここに記す訳にはいかない。
裏のデッキにrockingchair持ち出ししばし時を過ごした。
森の中で生活しているようなものだ。
時折、大通りを通過する車の音がするくらいだ。
まるで別荘生活だなと豪華なことを考えた。

●このデッキの場所にはむかし『相合(あいあい)井戸(いど)』近所で共同に使う井戸があった。
江戸端会議の女たちの声がいまでも耳もとにのこっている。
あのころは、ああしてた隣近所のつきあいがあった。
子どもたちがイタズラすると皆でしかった。
群れをなして生活しているわけだから、あたりまえのことだ。
大勢の大人の眼が光っていたから、あまりヤンチャもできなかった。
結果的にはそれが子どもの社会性を高めたのだと思う。

●独りでいるとよく回想にふけるようになった。

●少年野球をしていた、終戦間際のころのことがかきたくなった。


   



古い怪談のある栃木。いま新しい怪談誕生。恐怖、戦慄保証付き

栃木には大中寺の七不思議がある。特に『馬首の井戸』や、秋成の日本吸血鬼物語の嚆矢(こうし)ともいわれている『青(あお)頭巾(ずきん)』は有名だ。―― その土地は、いま外来種ル―マニヤ吸血鬼の侵攻(しんこう)を受けている。吸血鬼監察官の文子と龍之介は敢然(かんぜん)とその敵に立ち向かう。龍之介のジイチャン翔太も愛する九(きゅう)尾(び)玉(たま)藻(も)と、命がけの抵抗をする。二組の恋人同士が最後にたどりついた境地(きょうち)、1000年の時空(じくう)を超えた愛の不滅(ふめつ)の物語。あなたは恐怖し、そして純愛に涙する。











 ●角川ブックウォーカー惑惑星文庫で検索してください。
 はじめの4ページくらいは立ち読みコーナーがあって気軽に読めますよ。
 ブログとは違ったGGの小説の文章を読んでみてください。

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