田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

人の痛みは代わってあげられない  麻屋与志夫

2020-01-11 06:53:40 | ブログ
1月11日 土曜日

●玄関の下駄箱の上。
花瓶に南天が生けてあった。
わが家の裏庭に南天の木があるなんてしらなかった。
家の中の様子も、あまり目に入っていない。
ときどきカミさんにたしなめられる。
朝から晩まで本を読んでいるか、小説を書こうと焦っている。
書こうと思っても書けない。
年のせいにかこつけたくはないのだが、どうもそおらしい。
イメージがうかばないのは悲しい。
少年老いやすく学なりがたし。

●昨日は、久しぶりで「ヤオハンスーパー」までカミさんのお供をして買い出しにでかけた。
「治って、よかったですね」
とレジで声をかけられた。
わたしもうれしくなった。
このところ、カミサンの膝の痛みがはげしいので、わたしだけで買い物をしていたのだ。

●ところが、歩いたのが悪かった……?  いまはまたカミさんは痛みを訴えている。

●老いをむかえるとは、こういうことなのだ。
いつも、どこかが、悪くなる。
困ったものだ。
かわってあげられるのなら、かわってあげる。
こどもが病気のときも、なんども、こうしたことを、考えた。
それができないところに、人間存在の難しさがある。
ひとの痛みがどれほどのものか、それすら理解できない。
悲しいではないか。



麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。

カクヨムサイトはこちら

  今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
 お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
 皆さんの応援でがんばっています。