田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

いかなるnightmareがカミさんを苦しめるのか 麻屋与志夫

2020-01-12 05:55:15 | ブログ
1月12日 日曜日

●4時半に起きた。
年寄りは眠りが浅い。
GGの場合はあてはまらない。
たっぷり7時間は熟睡した。

●そうでもないか。
カミさんが幼女のような悲鳴をあげた。
夜半だった。
いかなるnightmareが彼女を幼女にかえて、おびやかしたのか。

●膝の痛みをかかえているので、彼女のことだから、悲観的になっているのだろう。

●朝になったら――。
「猫と亭主とわたし」がブログ「スローライフ」のカテゴリで2位にランク付けされていることを彼女に知らせてあげなければ。
老後はなるべく明るい話題をとりあげて生活するのがいい。
世間さまにたいして批判的になってしまうと生きにくくなる。
でも、この歳になると、おもうようにいかなかった、期待に反した経験が蓄積している。
どうしても不平不満が爆発する。
それを伴侶にぶち明けることはせず、グッとこらえるくらいの世間知はお互いに、身につけている。

●そうした諸々のことが、がまんにがまんを重ねていることが、悪夢をよびよせるのかもしれない。

●寝室を離れる時、そっと彼女のベッドをのぞいた。
ルナがまるでスフィンクスのように座り彼女の枕元で熟睡している。
ネコジャラシで遊んでもらったので、つかれたのだろう。
すべてことはなし。
平穏な眺めだった。
カミさんも白川夜船。
すやすやと寝息をたてて快眠。
よかった。
よかった。

●GGはこれから小説と格闘するネ。



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人の痛みは代わってあげられない  麻屋与志夫

2020-01-11 06:53:40 | ブログ
1月11日 土曜日

●玄関の下駄箱の上。
花瓶に南天が生けてあった。
わが家の裏庭に南天の木があるなんてしらなかった。
家の中の様子も、あまり目に入っていない。
ときどきカミさんにたしなめられる。
朝から晩まで本を読んでいるか、小説を書こうと焦っている。
書こうと思っても書けない。
年のせいにかこつけたくはないのだが、どうもそおらしい。
イメージがうかばないのは悲しい。
少年老いやすく学なりがたし。

●昨日は、久しぶりで「ヤオハンスーパー」までカミさんのお供をして買い出しにでかけた。
「治って、よかったですね」
とレジで声をかけられた。
わたしもうれしくなった。
このところ、カミサンの膝の痛みがはげしいので、わたしだけで買い物をしていたのだ。

●ところが、歩いたのが悪かった……?  いまはまたカミさんは痛みを訴えている。

●老いをむかえるとは、こういうことなのだ。
いつも、どこかが、悪くなる。
困ったものだ。
かわってあげられるのなら、かわってあげる。
こどもが病気のときも、なんども、こうしたことを、考えた。
それができないところに、人間存在の難しさがある。
ひとの痛みがどれほどのものか、それすら理解できない。
悲しいではないか。



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三度めのカムバックなどとGGはさもしいことを思っています。 麻屋与志夫

2020-01-10 07:32:02 | ブログ
1月10日 金曜日

●小寒にはいってから、あたたかな日がつづいている。ねんのために、言っておきますが、これは東北地方より寒いという鹿沼でのことです。

●悪夢にうなされて、5時30分に起きました。教室にはいったところ、室温5度。やはり暖かでした。いつもですと、部屋の温度は0度、氷が張りかねない温度に下降しています。

●むかしむかし、栃木から鹿沼に越してきたときに、枕元の洗面器に氷が張ったのでおどろいた、という母
の話は、いまや我が家のレジェンドとなっています。昭和の初めのころです。東武日光線が開通するまえのことで、両毛線、省線(JR)で小山にでて東北線で宇都宮、日光線で鹿沼と乗り継いできたころの話です。

●さてと、あたたかなので暖房は倹約してパソコンに向かっています。

●きょうは、金曜日なので塾は休みのはずなのですが、Y君が入塾してくれたので、少しでも早く塾に慣れてくれるように特訓の時間をもうけました。ともかく、わたしがGGなので年齢差が塾生とくらべて、へだたりがありすぎますよね。万年文学青年、高等遊民ですからカスミを食っているような、深山峡谷に住む仙人のようなことを言いますものね。もっとも顔中白いヒゲをはやしています。どこかの街角に立っているアメリカのおじさんみたいなひげだるまの顔ですが――。

●塾生がふえてうれしいな。GGはあることがあって、国民年金にはいれなかったので、無収入です。貯金をなしくずしにして、生活しています。

●でもね、そうした背水の陣にじぶんの存在を置いているから、わずかな望みを小説にたくして、こうしているわけです。この歳で三度目の小説家としてのカムバックができたら、奇跡に近いでしょうね。

●小説の流れは、猫も杓子も、ライトノーベル、甘いファンタジー、が怒涛の如く水嵩をましています。深刻な小説は売れそうにありません。あとは推理もの、警察小説。GGのもっとも苦手とする分野です。でも、いまからでも挑戦してみようかな……と、さもしいことを考えだしたので、けさのブログはこのへんで――。



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小説を書いていると歳を忘れます 麻屋与志夫

2020-01-09 11:07:18 | ブログ
1月9日 木曜日

●今年はどんな年になるのだろうか?

●ぼんやりと、ひさしぶりで掘り炬燵にはいって考えている。わたしもだが、カミサンが老境にさしかかった。いままで、元気だっただけに、見ていていたいたしい。膝のねん挫は、慢性化している。それを悲観している……このまま治らなかったら、どうしょうと嘆いている。老人になるとは悲しいことだ。時間が逆行することはない。

●前にも書いた。今宮神社の神木、ケヤキが切り倒された。おどろいたことには、中には大きな空洞ができていた。外から見たのではわからなかったが、樹齢500年以上と推定される古木はこんな状態になるのだと感銘をうけた。それでも、切り倒されるまでは毎年若葉をつけ秋には、落葉の舞でわたしの目をたのしませてくれた。

●わたしたち夫婦は合わせて168歳になる。外目には、まだお若いですね、と……いわれるが中身は、とくにわたしはぼろぼろだ。

●これから何年生きられるか、わからないが、一年でも長く生きぬき、小説をかきつづけたい。

●じぶんの仕事もだが、鹿沼で後継者がいないのでさびしいかぎりだ。

●Kさんが健康がすぐれないので、「かぬま詩草」も出せないのではないか。今のところ、なんの連絡もない。

●雑誌もだか、わたしたちが培ってきた文学修行の跡をついでくれるひとがあらわれないものだろうか。

●鹿沼は俳句、短歌、詩をたしなむひとがおおかった。このままでは、もうだめだ。なんとかしてよ。

●わたしは定年になった先生方に期待している。今度は、学ぶ側にまわって、小説を書いてみたらいかがですか。面白いですよ。

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猫は夫婦のカスガイ 麻屋与志夫

2020-01-08 10:17:32 | ブログ
1月8日 水曜日

●今日はプラスチックのごみを出す日だ。
ポリ袋に入れたそれをぶらさげて、大通りのごみ集積場まで歩く。
わずかな距離なのに腰がつかれる。

●昨日病院まで往復した疲労がのこっている。
妻も脚の痛みを訴えている。
こんなことで、同じ苦痛をお互いにわけあわなくてもいいのになあ。

●雨が降ったり止んだりしている。
庭の飛び石がそれぞれの色の風味をかもしだしていておもしろい。
ロジェ・カイヨワ「石が書く」を思いだした。
もう一度読んでみよう。
しばらく眺めていたらまた雨が降りだしたので、部屋にもどる。

●キッチンだけは暖房している。
書斎からPCを持ってくる。
パソコンの重みが足と腰にくる。

●いよいよ老境に入った。
一過性の人生だ。
予想もしないことが、日々起こる。
それがまたおもしろいのだ。

●わたしと妻でパソコンに向かっている。
その間にルナが両の手足をカスガイのようにのばしてねている。
それがまたおもしろい。猫は夫婦のカスガイだ。




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凍てつく朝、高内壮介先輩、詩人のことを考えた 麻屋与志夫

2020-01-07 08:35:49 | ブログ
1月7日 火曜日

●生ごみの収集日だ。まだ膝の痛みから回復していない妻に代わって30メートルほど離れたところにある集積場までもっていく。手が凍えるようにつめたい。道端の水溜まりはすっかり凍って分厚い氷がはっていた。

●中学生のころ、五時起きして御殿山の堀にスケートにかよったことを思い出した。お堀は埋め立てられていまは駐車場になっている。あの頃のことを、しっているひとは、もうほとんどいないだろう。

●昔のことを、語り伝えるひとがいない。鹿沼が文化レベルが高くわたしたちがだしていた同人誌「現代」のことを覚えているひとはいるのだろうか。高内壮介という一流の詩人がいたことはどうだろう。「湯川秀樹論」で歴程賞を受賞している。

●図書館が主催して「昔の鹿沼の文化」を語り合う場を設けてはどうだろうか。その話し合いを記録して置く。そうした地道な活動も「図書館」でやらなかったら、どこでやるのだ。

●そんなことを、考えながら、朝食をすませた。

●今日は、上都賀病院に妻のお供ででかける。

●ふたりして膝が痛む。こんなところで仲良くおなじ悩みをかかえることはないのに。

●昨夜の塾は、W・R君が初授業。いままでいたHちゃんと小学校のクラスメートとわかり、ふたりともたのしそうだった。わたしもすごくうれしかった。バンバン特訓授業を金曜日に入れて、二月半ばの期末試験までに成績アップを狙うことにした。

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現役でまだまだ教壇に立つぞ!! 麻屋与志夫

2020-01-05 07:34:07 | ブログ
1月5日 日曜日

●すごくうれしいことがあった。
教え子のYちゃんが子どもを「アサヤ塾」に入塾させてくれた。
教え子の子供を教えるなんて、塾だからできるよろこびだ。
塾の先生だから、定年はない。
56年も故郷鹿沼で教壇に立ちつづけている。
元塾生が遊びに来てくれたり、活躍しているというニュースが聞けてきたりする時が一番うれしい。

●いままでに、推定700人くらいの麻屋チルドレンが社会に旅たち各分野で活躍している。
どうしているだろうな? と毎日思っている。
ヤンチャな子ほどきになる。
元気にがんばっているのだろうか。
社会的に立派に成長した子も大勢いる。うれしいものだ。

●教育の成果はすぐにはわからない。
じわじわとわかってくる。

●麻屋チルドレンの活躍や運命が気になるのは、わたしが小説家だからなのだろう。
反物を織りあげるように人生はいろいろなひとと交差しながら流れていく。
人と人との交流によってなりたっている。

●苦境に立ったとき、麻屋先生なら「どうするだろう。どう考えてこの苦境をのりこえるだろう」と思ったというみなさんの言葉をきくとき、ああ故郷鹿沼で、塾の教壇で毎晩「あまり役にはたちそうもない講話をしてきてよかったと感涙する。
青春の貴重な時、雨宿りでもするようにアサヤ塾に在籍してくれて、わたしの好き勝手な話に耳をかたむけてくれたみなさんありがとう。

●出藍の誉れ。立派ですよ。
かげながらリスペクトしています。

●いよいよ、明日から令和二年の授業をはじめます。

●あと何年がんばれるかな。
今年の六月で87歳になります。


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ことしもGGのブログよろしくね。 麻屋与志夫

2020-01-04 06:36:21 | ブログ
1月4日 土曜日

●昨日(二日)はF君が顔を見せてくれた。すっかり逞しくなった。体躯はもちろんだが、精精神的にも安定しているようすだった。きけば、総合格闘技をはじめたとのこと。がんばれ、がんばれ。遠く鹿沼から声援します。

●三日にはA、Hのいとこ同士の元塾生が、訪ねてきてくれた。うれしかった。

●元塾生に会えると、心の励ましになる。どうぞ、遠慮なく、おいでください。

●正月も三が日が過ぎた。あまりテレビを見ず、娘家族と静かにすごした。次女も夫婦でお年賀にかけつけてくれた。石油を買ってきてくれたり。蛍光灯を交換したり、洗濯機をなおしてもらった。ありがとう。

●Aは彼がまっているので、先に東京にもどっていった。かわいい孫に彼ができ、入籍した。これまた、うれしいではないか。長生きしていると、たのしいことがいっぱいあって、いなぁ。

●わたしのほうは、ネズミ算的に塾生がふえるといいな、などと、さもしいことを考えている。塾は赤字経営なので将来が心配だ。さもしいといより、切実な問題だ。いまさらながら、宣伝のできないことの悲しさを感じている。

●さて、小説のほうは、いますこしで「黒髪颪の吹く街で」が完成する。実は、書き終わっているのだが、次から次にページをめくってもらえるように、書き改めている箇所がある。面白く読んでもらえるよう書くのはむずかしいですね。

●題名も、もっと派手な題にしたい。「千年の恨み晴らします/九尾軍団」派手すぎるかな?

●ことしもGGの「たわごと」をばんばんかきつづりますので、よろしくご愛読ください。


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今日のブログを矢立のはじめとして小説書くぜ!!  麻屋与志夫

2020-01-02 06:33:42 | ブログ
1月2日 木曜日

●初夢。みたような見ないような、曖昧模糊としている。

●そこでGGの気宇壮大な抱負を語ってみる。

●まず小説のことから。現在、書きかけの長編が三本ある。これを書き上げたい。

●そして自叙伝的なフィクションにとりかりたい。北関東の北端にある小さな田舎町で青春時代を過ごしたのだが、なくなった仲間たちのことを書いてみたい。それには遅筆のGGのことだから、少なくてもあと20年は生き続けて、ボケずににがんばりづけなければならないだろう。

●つぎに、アメショウ(アメリカンショートヘア)の彼女に仲間を買って上げたい。一人で寂しそうだ。いくらカミサンとGGで愛情をそそいでも、そこは人間と猫。なにかとても寂しそうです。ガラス窓越しに、冬枯れた庭をみているルナ。寂しそうです。

●先ずは先立つものがなければダメですからね。万年ゲルピンのGG。塾生が増えることを願いつつ今年も教壇に立って老いの身に鞭打つことだ。駄馬だからかなり自己規制を強め、ぐうたらせずに精進だ。

●今朝は四時起き。室温五度。キーボードを打つ手が凍えそうです。

●物書きというのはなんと因果な仕事なのでしょう。お座敷がかからなくても、書き続ける。いつか陽の目を見るのではないかと、書き続ける。死を賭して書き続ける。

●ある塾生に言われました。「ゴッホのように死んでから売れるよ」励ましの言葉と受けとりました。そういえば、あの元塾生も、いいお父さんになりました。Time flies, it seems like yesterday. ですね。

●覚めている時でも、夢のようなことを考えているGGなので、初夢のかわりに、このブログを矢立の初めとして行方定まらぬ小説街道を今年も歩き続けます。

●これから小説を書き始めます。

●みなさんに、素晴らしい年がくることを祈っています。


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ネズミ男になって、メス猫に追いかかけられています。

2020-01-01 08:20:20 | ブログ
令和二年正月元旦  2020
     あけましておめでとう
●令和になって初めての正月です。子年。オリンピック開催。

●前回のオリンピックの年には通訳を務めました。長女が生まれました。両親は病床に伏せていました。多難な年でした。今年はどんな年になるのだろうか。

●「アサヤ塾」もこの年に創設しました。56も前のことです。教育の環境も、学生も激変しました。そうしたことを身をもって体験し、語ることができるのも、長生きしいるからだと感謝しています。

●寒いですね。今朝の室温は五度。例によって、毛糸の目出し帽をかぶています。水木しげるのねずみ男そっくりです。

●おかげでアメショウの雌猫「ルナ」おいかけられています。元旦から若い女の子においかけられるなんて、ぼくは幸せだな。

● 今年はいい年になる予感がしてきた。


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