或る銀行で…です。
まだ営業の…時間です。
ATMで…お金をおろします。
カードを…入れます。
引き出しを…押します。
そして2万円と…操作します。
少しすると…ATMの裏で非常ベルが鳴ります。
「取り扱い出来ません」と…ATMに表示されます。
周りを見ると…皆さん何もなく平常時の行動です。
どうやら…僕の使ったATMだけのようです。
「インターホンで連絡を」…と表示されます。
連絡すると…行員さんが「暫くお待ち」と言います。
受話器を持って…じっと待つ僕です。
すると警備員さんが…僕に近づいて来ます。
「受話器を置いてお待ち下さい」…と言います。
仕方なく…5分ほど待ちます。
周りのATMは…何事もなく流れてます。
気づくと僕の両脇に…警備員さんがいます。
このATMで…何かあったのです。
でも僕は…何もしていないのです。
ATMにカードを入れ…引き出したいのです。
銀行員の方が…来ました。
僕のカードを…手にしてます。
警備員さんの幅が…近づきます。
カードは…この銀行のカードです。
カードは…偽造カードではありません。
カードは…僕は何も悪い事をしていません。
「申し訳ありません…機械の故障でした」
「こちらが…お客様のカードですございます」
「他の機械をお使いください」と…言って去ります。
緊迫した…10分間が過ぎます。
周りの人々も…チラチラ見ています。
警備員さんも…知らないうちにいません。
何もなかったような…僕の行動です。
何もなかったような…警備員さんです。
何もなかったような…銀行のATMです。
僕は…悪い事はしていません!