声が出ない…朝を迎えます。
悪運良く…仕事が外されてます。
でも早急に治さないと…マズいです。
人気の…耳鼻咽喉科に行きます。
悪運良く…患者さんは誰もいません。
直ぐに…診察を受ける事が出来ました。
「声を使う仕事のようですね」と…先生です。
『最低でも…来週には声が出したいんです。』
「それは…良い声でないといけないんですか?」
『良い声は…必要ないんです。』
「良い声じゃなくても…良いんですか」
『良い声に…変える事が出来るんですか?』
『良い声じゃなく…高い音が出したいのです。』
「高い声ですか…」と却って難しい注文のようです。
『だったら良い声の方で構いません』と…渋々の僕です。
こんな問答を…繰り返します。
看護士さんが…後ろで笑ってます。
声の仕事は…皆良い声を思ってます。
内視鏡を…鼻穴から突っ込まれます。
昔はいきなりですが…今は麻酔しますよ。
診察の結果…ポリープもなく軽症の荒れです。
3日で…治す事を確約して頂きます。
かなり超キツイ薬を…出して頂きます。
副作用があるかもの…薬のようなのです。
もしかしたら3日後…僕は《超良い声》になっているかもです。