「こちらは、廃品回収車です。
ご家庭内で、ご不要になった、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、アンプなど、
どんなものでも、回収いたします。」
甘い女性ナレーションが…街を流れます。
不要なものが結構覆多い…僕の部屋です。
タイミングが悪く…回収車に出した事ないです。
座椅子に座ってた…僕です。
この座椅子が…最近調子悪いです。
そこに回収車が…表を通って行きます。
この座椅子と…サヨナラの時です。
座椅子を回収して…貰う事にします。
そこで僕は…回収車を呼び止めます。
回収車は…止まります。
業者の方は…僕を睨みます。
目は座って…怒り顔の様子です。
『座椅子を…お願い出来ますか?』
低姿勢の僕です…業者さんが言います。
「ああ!持っていってやるよ」…上目線です。
僕は座椅子を…取り戻ります。
すると立ち構えている…業者さんです。
『これなんですが…お願い出来ますか』と僕です。
「ああ!1000円な!」と…言われます。
『ええ?お金を取るんですか?』と…僕です。
『それなら良いです!』と…引き返す僕にです。
「金取るのは当たり前だろ!
タダでゴミ持っていくヤツがいると思ってるのか!
バカか!お前!」
罵詈雑言まくし立てられた…僕です。
しかし絡んだら…危なそうな業者さんです。
また何も知らない僕が悪いと思い…急いで帰ります。
「バカ」と…言われます。
見ず知らずに…「バカ」です。
面と向かって…平気で「バカ」です。
ネットで…廃品回収車を調べます。
一般家庭から粗大ごみを回収するためには許可が必要である。
近年、軽トラックに搭載した拡声器で宣伝する無許可業者があらわれ、
無料回収をうたいながら料金を法外な料金を要求する。
それを受け、国民生活センターや地方自治体から利用しないよう警告が出ている。
これって…違法だったんですね。
それを知らずに…声を掛けた僕です。
知らないといえ…「バカ」だった僕でした。
でも他人に向って…「バカ」は辞めてくださいよ。