-畑沢通信-

 尾花沢市「畑沢」地区について、情報の発信と収集を行います。思い出話、現況、自然、歴史、行事、今後の希望等々です。

畑沢に大先輩の著書を届けてきました。

2016-07-11 20:16:22 | 近況報告

 畑沢の大先輩である青井法善氏が著した「郷土史之研究」については、先月の10日に投稿しました。古瀬K氏が貸して下さったのですが、同氏の御好意で複写をさせていただきました。3部複写し、一部は私が、あとの2部を畑沢の区長宅へ届けてきました。この本については、畑沢でも御存じの方がおられる様子も見られるのですが、大部分の方は御存じないようです。皆さんで読んでいただけるように、全戸に私の手紙を配布してきました。昼過ぎに畑沢を回ったのですが、殆どのお宅がお昼寝のようで、6人に会えただけでした。相手の都合も考えない「ふとどき」な訪問をしてしまいました。私も畑沢で農作業をした後は2時間は休んでいたはずです。

 各家へお手紙を配布するために、先ずは畑沢の最上部へ行きました。すると、車両通行止めの標識です。標識には村山市内の建設業者の名前が入っています。工事を請け負った業者の名前でしょう。道路は県道ですので、責任者は山形県です。請負業者の名前で建てる標識ではないはずです。通行止標識は山形県が責任を持って設置するべきです。どうも、責任の所在が分からない滅茶苦茶なやり方のような気がしますが、私の考えが可笑しいのでしょうかねえ。なお、背炙峠は9月末まで通れません。これを見ると、再び言いたくなります。工事をするほどに必要な道路ならば、必要な時にせめて片側交互通行でも確保すべきと思います。工事をするために道路があるのではありません。工事現場は村山市側かと思いますが、背炙峠の通行を必要とするのは尾花沢市側の住民です。村山市側の工事を確保するためには、通行止めとするほうが、やりやすいのでしょうが、畑沢をはじめとする尾花沢市側が不便を強いられています。尾花沢市長も抗議をすべきことと思います。

 梅雨でジメジメとした天気が続いていましたが、つかの間の晴天です。畑沢も「初夏」の日差しがぎらぎらと照り付けていました。大平山(宝沢山 ほうざやま)と立石山の緑が青空と白い雲をバックにして「生きているー」と叫んでいます。

 畑沢中が昼寝をしている静かな道を、市営の循環バスが来たかと思うと瞬く間に戻っていきました。バスも眠そうです。象さんと白鳥さんだけはバスの壁面ではしゃいでいます。

 田んぼは、すくすくと伸びているようです。葉が伸びて水面は見えなくなっています。

 下畑沢へ行くと、「向かい」地区の広い道路があります。巾が7mはあるようで、本道である県道と同じぐらいです。私は以前から何故、この様に幅が広いかが不思議でしたが、分かりました。何とここから五十沢側へ通じるトンネルの計画があったそうで、そのためにここまで幅を広く作ったそうです。この幅広い道はこの写真の少し奥まで作られていて、そこで突然に行き止まりになっています。トンネルを掘る前に小泉政権の時に中止になったのだそうです。なんか、峠もこれも滅茶苦茶です。税金を無駄遣いしないで、ビジョンを持ったしっかりとした計画を作って下さい。