中学校を卒業してから何十年もの歳月が流れてしまいました。決して良い思い出がある中学校ではありませんが、来年度からなくなってしまうとの話を聞いて、いよいよかと寂れていく現実を悲しく受け止めました。生徒数が年々、減少して、とうとう尾花沢中学校と一緒になります。今年度は最後の年度として卒業生又は地元で何かの動きがあるかと思って同級生に聞いてみましたが、今のところ全く動きはないようです。畑沢の中学生も今年の3月に卒業して、中学生は一人もいません。私の畑沢での同級生は13人でしたので、世の中が大きく変わってしまいました。
果たして、今の世の中はこれでよいのでしょうか。日本全体を見ても、出生率が2.0からかけ離れて低くなっており、現在の人口を維持することができないばかりか、凄まじい勢いで減少することが分かっています。若い人たちから見れば、とても子育てができるような世の中ではないようです。大企業勤め以外は収入が低く抑えられ、社会全体でも子供を育てようとの意識が低い状態です。とても、大部分の若い人たちが希望を持てる世の中とは言い難いと思います。「経済活動が活発」とは、単なる経営者層の利益が多くなることであって、決して国民の一人一人の経済力が強くなることを意味しているわけではないようです。今の世の中を支配している人たちは、私たちの様なちっぽけな国民をただの「労働力」としか見ていない様に思えてきます。民主主義とは言っても、本当に民主的なルールで動いているのでしょうか。世の中を動かしているのは、民主主義ではなくて、私達には見えない何か「大きな影の力」のようなものが存在しているようです。しかも益々、エスカレートして非民主的な世の中に進められようとしています。
あれ、スビタレが大きく脱線してしまいました。でもスビタレでもこんなことを感じてしまうような世の中になりました。ところで、常盤中学校が来年の3月で終わりますが、校舎は残ります。来年度、一年間かけて中学校仕様から小学校仕様に改装するそうです。その後に、常盤小学校が中学校跡に引越しするとのことでした。
下の写真は、昭和42年の卒業アルバムに掲載されていたものです。もちろん、現在の中学校の建物ではありません。校歌を歌えますか。私は歌えません。
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