平成29年6月27日、前日に畑沢の小屋に一泊しました。寝袋に入って登山気分を味わいました。早朝から寺田沢の畦道を草刈りしました。毎年、草を刈っているのですが、昨年は大分、手抜きをしましたので、今年の草刈りは例年よりも大変でした。カヤ、アシ、オオイタドリが背高く生い茂っていました。完全に道を塞いでいる所がいくつもあり、動力機械で草刈りするのも大変です。湿地となっている休耕田には、猪様が例のごとく地面を掻きまわした跡が沢山残っています。人家が直ぐそばにあるのですが、もう我が物顔に振舞っています。
猪と聞くと、「危険だ」とお思いでしょうが、草刈り機のエンジン音には流石(さすが)に近づかないようです。私としては猪が近付いてほしい気持ちも少しだけあります。でも、本当に出会ったらなす術がありません。まだ出会ったことがないからこそ、呑気なことを言っていられるのです。
この日、気温が上昇し、私には猛暑かと感じるほどでした。しかし、後で気温を調べたら25℃程度でした。草刈りをするのに飲み水を持ちませんでしたので、喉がカラカラのままに仕事を続け、体が完全に参ってしまいました。予定の半分程度で疲れてしまい、へたへたと座り込んでしまい、とても立ち上がって作業を続けることができなくなりました。機械を現場に置いたまま、小屋へ戻り水を飲んできました。いくら飲んでも喉の渇きを癒せない状態でした。水を飲み終えて再び作業始めましたが、やはり疲労困憊です。作業の速度はかなり遅くなってしまいました。
なんとか午後も作業をして終了しましたが、いつもの年の倍以上の時間がかかっていました。この時の疲れは、中々回復しないで翌日にまで残ってしまいました。そんなわけで、今年はとても「俺は草刈まさお だ」などと言える元気がありません。軽い熱射病になったようです。
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