令和4年6月23日以来、実に一月半近くも畑沢へ行けませんでした。白内障の手術があったので自動車運転がままならないのに、さらに6月とは思えない熱暑が続き、7月には4回目の新型コロナのワクチン接種で強い副反応が出てしまいました。参考までに私の副反応は、3回目が接種日の翌日に38.6度の発熱、4回目が接種日に38.6度と翌日に38.7度の発熱でした。病気にはかからないのですが、副反応だけは強く出る様です。いろんなことがありましたので、体力がかなり弱くなっていました。
そんなこんながありましたが、ようやく8月3日に畑沢へ行ってきました。あいにくの天気で県内では大雨の予報が出ていました。尾花沢市内も午後に1時間当たり10mm以上の雨が続く予報でした。しかし、この日を逃すと何時、行けるか見込みがありませんでしたので、雨天決行。
やはり一月半も畑沢を見ていないと、一度、刈った草も再び伸び、楽しみにしていた草花も開花期を過ぎていました。でも待っていてくれた草花もありました。初夏から秋の半ばまで咲いています。ホソバギボウシ(細葉擬宝珠)です。実に何所にでもある見慣れた花ですが、雨に濡れた姿は新鮮です。
先の草刈の時に誤って刈り取ってしまったと思ったのですが、まだ外にも残っていました。畑沢の夏にはの山百合が必要です。
春に咲く外来種のヒメジョオンとハルジオンをこの花と間違えてしまいがちです。正しくはヨメナかなとも思いましたが、まるっきり見当がつきません。この花を見ると、中学時代に学校の映画教室の名で鑑賞した「野菊の墓」又は「野菊の如き君なりき」を思い出します。主演者等はよく覚えていませんが、宇野重吉らしき人物がいたような気がします。
畑沢での作業を終えて帰り道の背炙り峠は、深い霧に包まれていました。霧と言うよりも雲なのでしょうか。天気予報どおり、これから激しい降雨となるのでしょう。
ところが、峠を下って村山市中沢地区を見下ろす「ビューポイント」に来ると、西の空が明るくなってきました。標高が低くなったので、雲の下に出たようです。峠にかかっていたのは霧ではなくて雲だったことになるのでしょうか。しかし、霧と雲の違いは一体なんでしょう。
お話に興味が湧きました。なかでも写真の撮り方のこつなど分かりやすく教えていただき、ありがとうございます! 貴ブログ、今後、拝見させていただきます。