まーたん農園

安心安全な野菜作りと
畑の恵みを食卓へ~
農林水産省が進める
農業女子プロジェクトメンバーです。

エンドファイトと無農薬野菜作り その1

2010-11-02 | 学び 自然農 エンドファイト 種取
エンドファイト

NHKクローズアップ現代 -微生物とつながる農業-を見て

*今日は無農薬野菜作りにはとっておきのお話を~

奇跡のりんごはどうして農薬無しでできるのか?
その木村さんのリンゴ畑の土を検査すると無数の微生物が
土壌内にあることがわかった。それらをエンドファイトと呼ぶ

*エンドファイト:エンド(内側)ファイト(植物) 
*エンドファイトとは:眠っていた遺伝子が働き始める→良く育つ
→病気や害虫への抵抗力が高まる 共生微生物のこと

 
従来の農業のあり方は微生物の多様性を損なってきた
今迄の農作物の作り方だと畑に作物を植えて化学肥料を
たくさん与え植物だけで育てようとする。

微生物の力は要らないような栽培をしているだから
農作物は病気にかかりやすいし色々な環境ストレスに弱い
エンドファイトを使うことで失われた微生物の働きを補おうと考えている

無農薬・無肥料での植物が元気を取り戻す・眠っていた細胞を
復活させ免疫力を復活させる

地球上のほとんどすべてにある
奇跡のりんごの木のそばに雑草が一杯ある
雑草と雑草をエンドファイトが結び付けている
雑草とりんごの間でも密接な関係が築かれている=共生関係
共生関係とは植物も利益があるし生きていくとこでも利益がある

~・~・~
人間でいうと自己免疫力が高まる 自律神経を回復させるのかなと感じた
自分がやっている無農薬の畑作りはまちがっていなかった
「天敵農法 川口さんの自然農」 に通じる
講習は無駄ではなかったこと。そうゆう事を教えてくれたのかもしれない。

先日の収穫にんじん1号がいい例だと感じた
成長も良い・果物に似た触感・ニンジンとは思えない甘さ
師匠と私の畑は一歩ずつ いい畑になってきていると感じた

エンドファイトは有益ばかりなの?
記録はつづく~

明日は畑だ~~
 


4 コメント

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こんな番組があったとは。 (えり~ぜ)
2010-11-03 18:06:47
日本全体がこういう考え方になるといいですね。
でも現実は消費者が美しい野菜を望むし、スーパーでは
お値段高めの無農薬野菜は売れ残り気味。
せめて我が家の分だけでも安全な物を手作りでと思います。

長い道のりではあるけど、こういう番組が放送されて、
少しづつでも変わっていったら、と思います。

私も畑では無農薬ですが、無肥料は挑戦してないです。
元々が住宅用に整地された石ゴロゴロの硬い土地で「人工的な畑」なのよ‥‥。
まーたんさんの自然な畑がうらやましいわ。
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エンドファイト (伝助)
2010-11-04 07:46:37
まーたん様
流石ですね川口塾の自然農勉強
水田の草の中の米作りは微生物の力でしたか
奇跡のリンゴ木村秋則さんと同じなんですね。
私の山畑も木村さんの農園の土に近ずいていますが虫との戦いは続いています。
無農薬野菜作り週農を楽しんで下さい。
また良い情報を発信してください。
伝助
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えり~ぜさまへ (まーたん)
2010-11-04 23:15:28
そうですね
需要と供給のバランス儲けてなんぼ…
悪循環の呪縛から早く気が付く庶民になりたい

今日デパ地下での会話
子供:お母さん安いおかずと高くても安全なおかずとどっちを選ぶ?
母:そりゃ高くても安全な惣菜よ~と

ちょっと安心しました
一人一人の意識 購買力が
売れ残るお値段高めな無農薬野菜ではなくなることを祈りたい

人口的な畑ときいてますますえり~ぜさんは
凄い!と思いました
経験と知識が生きていますよ~



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伝助さまへ (まーたん)
2010-11-04 23:27:54
今思うと自然農の基礎知識があってエンドファイトの素晴らしさに
こうして文章として残せた気がします
伝助さんの虫との戦いですが、川口さんに言わせると
見学会は田んぼでしたが、
夏の虫が水中で死ぬ=発酵微生物となって土に帰る
そういうことなんだと記録を書いていて思い出しました。
自然のサイクルを壊さないで生かす
エンドファイトは共生微生物と感じました。

まだまだ発展途上の微生物のようです
今後の動向に興味を持ってやみません

伝助さまもお体に気を付けて畑記事を楽しみにしています

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