おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

女木島へ行こう その3

2007年03月21日 19時39分41秒 | 四国の紹介
フェリーターミナルから、バスに乗って鬼が棲んでいたと伝えられている洞窟へと向かいました。港からは2.5kmの位置なのですが、山を登らなきゃ行けないので徒歩では少し辛いですね。フェリーの時間を気にしないのであれば、のんびりと歩くのも気持ちいいと思います。さ~て、5分程バスに揺られ、洞窟へと到着しました。



この洞窟は、鍾乳洞のような自然に出来たものではなく、人間の手によって作られたものです。延長400m、広さ4000m2もあります。狭い洞窟の入口をくぐって行くと、広いスペースが現れてきます。家に例えると玄関ホールになるのかな?



もちろん、この洞窟は鬼が棲んでいたのではないでしょうが、荒くれた海賊の住処だったのでしょうね。近隣の田畑を荒らし、農作物や財宝を略奪し、もちろん婦女もさらって行ったのでしょうね。閉じ込める部屋もありました。もちろん瀬戸内海を航行する船も襲ってたりしてたのでしょうね。洞窟からは、山の頂上へ繋がってる通路もあるし、海へと一気に降りる抜け穴もあるそうです。ある時、屈強な若者が、その海賊達に闘いを挑み、見事退治することが出来たのでしょう。それが桃太郎のお話になったのだと思います。

洞窟の天井には、ノミの跡が残っています。こつこつと岩を削って行って、この大きな住処をこしらえたのだと思うと、その労働力は、凄かったのだろうなと思う。。。



あっ、そうそう、桃太郎の家来の「犬・猿・雉」ですが、言い伝えによると、犬は備前・犬島の住人、猿は綾南町(現在綾川町)の陶芸家猿王、雉は高松市鬼無の雉ヶ谷の住人だそうです。鬼無(きなし)と言う地名も、鬼がいなくなったからということからついた地名だそうです。

洞窟から出ると、頂上の展望台への階段があったので、登ってみることにしました。いや~、最高の景色でした。これを見るだけでも、女木島に行く価値はあるかもしれませんね。展望台から高松市街地を眺めた写真です。いい眺めです。




高松がとても近い、港周辺に勤務先があるのなら、15分で渡れるこの島で暮らすのもいいかもしれないと思った。まあ、様々な不便なことがあるのだろうけど。。。。

東の方角を眺めると、源平の合戦で有名な屋島が一望出来ます。



西の方角を眺めると、瀬戸大橋が見えました。ただ、写真には写らなかったです(^^;;



船の時間の関係で、女木島には1時間強しか滞在出来ませんでしたが、とても心地よい時間を過ごすことが出来ました。民宿などもあるようなので、次回は海の幸も堪能しに行きたくなりました(^^)v

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