面白い海外旅行先のお勧めを聞かれると、だいたいボリビアのラパスを挙げてます。
ちょっと他では経験できない環境と異文化の両方を味わうことができます。
まず、普通経験できない環境ですが、エルアルト空港は標高4000mにあり、ラパスが3600m、主に少数民族の人たちが住むエルアルトは4000m以上です。
酸素は平地の2/3しかないため、頭痛、睡眠不足、食欲不振など高山病の症状が出ることもあります。私は不眠(寝ていても息苦しくなり2時間以上続けて寝られない)がひどかったので、ホテルで酸素ボンベを頼んでました。吸引するとあっというまに睡魔に襲われて寝てしまうんですが、またすぐに起きてしまうということを繰り返しました。とにかく酸素が一番のご馳走でした。
それから、普通にしていても段々元気がなくなってきますが、コカ茶を飲むと1-2時間元気になります。1/1000に薄まっているそうですが原料が原料ですから。ラパスではコカ茶以外にもマテ茶とか、色々な薬草があります。
高山なのでものすごく乾燥していて、洗濯物など2時間ほどで乾いてしまうし、気圧が低いので沸点が低いとか、色々平地と違うことを経験できます。
普通の都市では、高台は金持ちが住むというのが定番ですが、ラパスでは低地が金持ち、標高が高いほど貧しい人たちが住んでいて、特に4000mを超えるような地域はインディオの人たち(色々な部族)が住んでいます。さらに高地に行くと、とにかく、絵本から抜け出してきたみたいにほんと色々な民族衣装を着た人たちに会えます。気絶しそうになりながら、村をまわった記憶あります。
ということで、異次元な体験ができるラパス、おすすめです。