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(h23)神無月1日 再び國やぶれて山河あり (ふぐ包丁師実技試験)

今年も通算50本以上の練習をした
イメージを高めて 会場へ 


1年ぶりの 難波学園

早めに1時半過ぎには 更衣室に入った

本番まで何度もイメージトレニーングを繰り返した

最終のいいイメージを繰り返し

とうとう そのときが来た

3階の 開場入り口に並び

いよいよ入場

会場に通される 試験官が沢山おられる


まな板の前に立ち

即、手を上げ質問!

「ふぐの向きを変えていいでしょうか?左ききなので」

『触らないでください』

うあ~・・・・去年は『いいですよ(名称札の順番交換も可だった)』といわれたのに

「名称札の順番交換」などはもう言えずにいたが
前の受験生はパチパチと威勢良く札順をかえていました
私にはその音が焦りとなって聞こえた

え!!!名称札の順番かえていいのか??

あれだけ音がして注意されない
ならばといい思い
私も慌てて名称札に触れると大きな声で試験官から
「触らないでください!!!」と注意を受けた

試験官が私の前に来てチェックした
減点されたのかな・・・・・

わあ~~~~~(減点???)

『開始!!!』

焦っていたわけではなく
でも第一ヒレ切りからスパッといかず・・・
どうにか皮をはがし

苦手の眼はずしに1個目OK
眼は2個目多少潰す 

第一回目の6太刀の3太刀が行きよいよく入っていき
背骨まで行き首がきれました(涙)

内蔵剥がしで 卵巣が出ますように 「なむさん」と念じたが
むなしく白い小さい堅い物が出てきやがった(涙)
精巣をきれいに処理して可食部に入れた
2人の試験官がよってきてじっとしばらく見てメモをしている
(何かやらかしたか?????(包丁入れるの忘れたのか?))

エラはずしでは白い部分がしっかり付いてこないで
かまにえらが大量に残りエラはバラバラ
エラの白い部分がカマに大量に残った状態になってしまった(これも初)

そんなとき 出刃包丁が人差し指に軽く振れた
やったな(切ったな)と思いながら作業をしていると
ゆっくりと恥ずかしげなく血がにじみ出て来るのには 開き直るしかないと思った・・・・・

内臓作業中なのでにじみ出てきた血は 放置状態にした

そして 続く 悲惨の初めての出来事は・・・・・

いつものように胆嚢をゆっくりと引っ張りゆっくりと包丁を入れて切り取ると
なぜだか胆液が大きく飛び散り 右に置いてある沢山のさらしの半分以上に
黄色液がつきまった
「半分以上のさらしが使えないじゃないか!!!」

眼の前真っ白でした・・・・・・

カエルは1つは 2つになってしまうし 本当にいいところ何もなし

うぐいす取って胴体を洗面器に入れたとこで

『10分経過』

水洗いをして
頭の脳みそがとれない状態だったので もう一度包丁を使用した

拭き上げでは 血が付かないように さらしで血を拭きながらの作業

胴体を三枚おろししているところで

『5分前 名称札をおいてください』 

1分以上遅い 早くして 見直しをしないといけない・・・・

中骨処理 柵作りを終え

黒皮引きへ 時間なくて 6ぶ引きぐらいで諦め
(ざらざらがかなり残っていた でも穴を開けるよりはまし)
そこで今までさらしで拭いていた血の出てくる指を軽く洗い
白衣の裏に1つしかつけてなかった絆創膏を剥がし
2秒でその指に巻き付ける きれいに巻き付いた しっかりと血が止まった

ここはまるで映画のワンシーンの様だった
思い出すだけでも涙が出てきそうシーン

いいところがなくここまで来たらしかたない
刺身引きだけに全神経を捧げようと思った

すると絆創膏をうまく巻いた私を見て 再びぞくぞくと試験官が集まって来て
『(怪我は)大丈夫の様ですね』と口々に言い合ってました
これでまた 減点ですかね・・・・・

そんなことは気にせず

刺身引きに全神経を注いだ(楽しんだつもりだ)

2分くらいをかけ17枚ひいた できは自分では
いい方だと思った

カエル2つを拭き直したら

『終了!!!』

でした 

いいところはほとんどありませんでした


・時間内には終わったこと
・刺身引きが綺麗にできたこと


それ以外は もうめちゃくちゃ
これでは 今年もやはり だめでしょうね

減点減点で 何点残っていることでしょう

50点台ならいいところ
もしかしたら
40点台かもしれない

20日の発表が見たくない

そんな感じだ

それはさておき

試験はまだ終わらない

この後種類鑑別試験が残っていた

ふぐの種類鑑別試験は 3分間
1室に 4テーブル 4人で行う

入っていくとテーブルには ふたのついた
発砲スチロールケースが2つ この中には河豚を入れておくのだろう


そして中央には 青いシートがかけられた 箱が一つ
この中に 河豚が5匹入っている
そして 解答用紙がおいてあった

解答用紙に 受験番号 氏名を書くように指示された

解答用紙に 1~5の番号を書いていくということだ

組によって出る河豚が違う

私は 解答を 

1カラス 
2シマフグ 
3ゴマフグ 
4トラフグ 
5クロサバフグ

と書いた
時間は3分間だが 

去年は30秒~1分をすぎると
私以外の3人は退出していったが

今年は誰も退出しなかった

5番の サバフグが クロなのかシロなのか 迷うところで
時間いっぱい考えると思う

私は 尾びれを見て 少し中央が出ている気がして少し
黒く感じたので クロサバフグとした

80点でも 100点でも どっちでもいい

実技試験が だめなのだから(笑)

平成23年合格発表はこちら

平成22年ふぐ試験はこちら 

AX

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(h23)神無月1日 ふぐ包丁師 実技試験 

いよいよその日が来た

朝練その1
・・・・・・・・・・・・・最終朝一 880g  20分 ぎりぎり・・・・・・・・・・・・・・



刺身が 全然だめだね 去年と同じ結果になるでしょう


どうにかぎりぎり

朝練2本目 手を切ってもいいから ともかく 前半を素早く試みた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・最終仕上げ 18分で終了・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

黒皮は 6分仕上がり


腎臓が 多少 大小があるが

さしみはまあまあ できた


黒皮は  まずいが
見直しに 1分30秒 使えた

うれしい



このイメージで参加しよう

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昼食には 横浜の会場近くで ネギラーメン 750円



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


1年ぶりの 難波学園 受験生が続々と集結する

1時半過ぎには 更衣室に入った

本番まで何度もイメージトレニーングを繰り返した

最終のいいイメージを繰り返し

とうとう そのときが来た

3階の 開場入り口に


いよいよ開始

10分

15分 で まだ 3枚おろしをしていた

黒皮 は 6分

刺身引きは 心を込めて 楽しんだ

見直しが 十分にできないまま

「終了」となった

 

やばい・・・・・
ほかにも へま 注意を受けた部分があった

やられたか という感じである

暗くなって一人反省会をする場所を探した 

結構探し続けた 

やっぱり少し刺身が食べたいが

横浜西口五番街

鉄なべや とん太 さん で ごちそうになった

お通しはない 素敵だ

即700円セットを注文
700セットの内容
(生ビール 枝豆 チョリソー ポテトフライ)


生中 おかわり 480円


【芋】松露 ロック 380円


レバー串 150円
はらみ串 130円
のどぶえ串 150円


きんみや ホッピーセット 400円


ホッピーの中身に
【泡盛】瑞泉 480円 を注文 


ちくわきゅうり 280円

合計 3150円
本日の反省を書いた紙に 会計の計算もしておいた 

始めていった 店なので 会計を 計算後
会計を頼む

3380円を請求された 計算より 200円ほど高かった

再計算してもらったら

やはり 200円ほど 間違えだった

・・・・・・・・・・・・・・・帰宅する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

こんなのを食べて 帰途につく

何度考えても 見直しても 発表は見に行きたくない・・・・・・

そんな気持ちだ・・・・

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