2012年11月関東支部「八王子運転会」報告

2012-11-15 20:17:25 | 投稿記事

新しい車両2両が登場した晩秋の運転会
会員番号31-117
岸田弘

11月の関東支部運転会は11月10日(土)、八王子の某団体施設のレイアウトで開催されました。秋の行事が重なったり、紅葉狩りのシーズンとあって中央道の大渋滞が予測され、当日の参加予定者は8名とチョッピリ控え目…。
平塚市の佐藤透さんは、新作のキハ20を積んで早々にレイアウトに到着。黄色とオレンジの車体が駐機線で輝いていました。運搬を考えて全長を短縮し、ボディは表面に3㎜のシナベニヤを使い平滑度を高め、裏面を9㎜ベニヤで補強する2重構造。「24Vモーター・コントローラー・ボギー台車」はネットで入手したものとのこと。早速本線に出て行きましたが、最高速度が不足する感じ。変速比を変える必要があるようです。

▼新作キハ20/佐藤透さん
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この日も国立市の石川安夫さんはお兄さんや家族3組に見学を呼び掛けて参加。見学者のために西東京市の武田さん(コッペル)が急遽、乗用車両を連結して運客サービスを始めました。

▼暖かい日差しを浴びて/武田さん(コッペル)
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石川さんのN700は運転が簡単にできるため、石川さんのお兄さんや家族にも運転してもらい、ミニ鉄道の楽しみを広げていました。

▼お兄様も運転/石川安夫さん(N700)
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宇都宮市から参加の柳町さん(BR-24)も単機走行から乗用車両を連結して運客サービスを開始し、乗客との会話を楽しんでいました。

▼お子様特別列車/柳町さん(BR24)
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新宿区の岸田は、小田急10000型の運転席をお子様に提供。運転士の気分を楽しんでもらいました。

▼気分は運転士/岸田さん(小田急10000型)
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初めてのライブとしてドルチェを完成させた多摩市の川崎さんは、昼時に「機内に持ち込めるミニ鉄道車両」というコンセプトの「組立式クモル145配給車」を持参。インクジェットプリンターの大きさの箱を目の前で、パズルのように組み立てて行きます。電源は機内持ち込みを考えて、単一電池18本。長い上り勾配のある一周330mのレイアウトを無事完走していました。

▼機内持ち込み車両/川崎さん(左は格納時)
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▼快調クラウス/矢島さん
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▼赤いDL/木島さん
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石川さんが中心になっての枕木更新計画の提案。この日は耐候性の高い「ウリン」を4500本使う案を資料を整えた上で説明してくれました。超硬の木材の切断、ネジ込み等が課題のようです。

▼枕木対策会議
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昼食後、暖かい日差しの中で集合写真を撮影。
この日は、参加車両が少なかった分、ゆっくりたっぷり運転を楽しむことが出来ました。また、キハ20とクモル145の2両の新しい車両を囲んで、アイディアと工夫の製作談義が出来ました。

▼笑顔が集まって
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2012年11月蘇我運転会報告

2012-11-15 20:03:52 | 投稿記事

抜けるような青空の下、1000人を超えるお客さまが…
会員番号31-117
岸田弘

11月の蘇我運転会は4日(日)、千葉市蘇我「花の駅そが」のレイアウトで開催されました。当日は晩秋の抜けるような晴天に恵まれ、気温も18℃と絶好の運転会日和。
この日は、「木更津・南房総」の地域おこしに取り組む地元紙の記者が運転会の様子の取材に訪れました。先ずは、記者の要請に応えて、参加者全員の写真撮影です。

▼まずは集合写真
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名古屋から奥様と一緒に参加した中尾さん(C12)が記者を乗せて取材協力をします。並走するEB10の列車に乗るお客さまの笑顔を撮影していました。中尾さんは私の記憶では今年3回目の参加。いつも奥様との参加を楽しんでいらっしゃいます。

▼地元紙の記者を乗せて/中尾さん
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抜けるような青空の下で映えるのは真っ白な武田さんのN700系5両編成。蘇我の運客専用列車として小さなお客さまの一番人気です。

▼青空に映えるN700/武田さん
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自由走行の内周線を走るSLを見て、お客さまから「蒸気機関車にも乗りたい」との要望が…。急遽大石さん(C21改C56)が運行に加わります。

▼リクエストに応えて/大石さん
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2両編成となった岸田の小田急10000系にも「赤い電車に乗りたい」との要望が…。大石さんのSLと交代しながらの運転となりました。小さなお客さまを運転席に座らせて、運転士の気分を感じてもらうサービスが好評でした。運客用の外周線に3編成の車両が走ると、乗車駅での乗車の間、追い越し線を使って列車の追い越しが必要になります。止まっている列車を横目に追い越しをするのも、お客さまにとって楽しい瞬間です。その代わり、ポイント係は切り替えに走り回り大忙しです。

▼気分は小さな運転士/岸田さん
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石川剛弘さんのC62は、特製の空気圧縮機を取りつける等フル装備で、配管類も美しく見事な仕上がりです。2歳になる息子さんもパパに抱かれて嬉しそう。

▼美しく仕上がったC62/石川剛弘さん
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9月からクラウスで参加の近藤さん。今回で3回目の走行挑戦ですがどうも様子が変。今月はOSの技術者北田さんが参加していたため、徹底チェックを受けていました。どうやら初めてのライブ組み立てで、各部のネジの締め付けが不足している様子です。北田さんが締めつけた後のトルクを指先で覚えてもらい、自分の締め付けとの差を体感していました。全体修正の上、次回の走行を期待しています。

▼米田さんのチェックを受けて/近藤さん
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千葉市の今野さんはブリタニアで初参加。快調な走行を楽しんだ後、早速メンバー登録を申し込んでいました。これからもよろしく。

▼京葉線とブリタニア/今野さん
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自由走行線では吉岡さん(T5改8100)、大西さん(S6)、柳町さん(ブリタニア)、馬場さん(B20)、青木さん(ロケット)がそれぞれの愛機での運転を楽しんでいました。

▼紫煙を上げて/吉岡さん
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▼今日はS6で/大西さん
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この日の運客は1029名。今月も1000人超えです。着実に市民に親しまれる運転会に発展しています。