新しい車両2両が登場した晩秋の運転会
会員番号31-117
岸田弘
11月の関東支部運転会は11月10日(土)、八王子の某団体施設のレイアウトで開催されました。秋の行事が重なったり、紅葉狩りのシーズンとあって中央道の大渋滞が予測され、当日の参加予定者は8名とチョッピリ控え目…。
平塚市の佐藤透さんは、新作のキハ20を積んで早々にレイアウトに到着。黄色とオレンジの車体が駐機線で輝いていました。運搬を考えて全長を短縮し、ボディは表面に3㎜のシナベニヤを使い平滑度を高め、裏面を9㎜ベニヤで補強する2重構造。「24Vモーター・コントローラー・ボギー台車」はネットで入手したものとのこと。早速本線に出て行きましたが、最高速度が不足する感じ。変速比を変える必要があるようです。
この日も国立市の石川安夫さんはお兄さんや家族3組に見学を呼び掛けて参加。見学者のために西東京市の武田さん(コッペル)が急遽、乗用車両を連結して運客サービスを始めました。
石川さんのN700は運転が簡単にできるため、石川さんのお兄さんや家族にも運転してもらい、ミニ鉄道の楽しみを広げていました。
宇都宮市から参加の柳町さん(BR-24)も単機走行から乗用車両を連結して運客サービスを開始し、乗客との会話を楽しんでいました。
新宿区の岸田は、小田急10000型の運転席をお子様に提供。運転士の気分を楽しんでもらいました。
初めてのライブとしてドルチェを完成させた多摩市の川崎さんは、昼時に「機内に持ち込めるミニ鉄道車両」というコンセプトの「組立式クモル145配給車」を持参。インクジェットプリンターの大きさの箱を目の前で、パズルのように組み立てて行きます。電源は機内持ち込みを考えて、単一電池18本。長い上り勾配のある一周330mのレイアウトを無事完走していました。
石川さんが中心になっての枕木更新計画の提案。この日は耐候性の高い「ウリン」を4500本使う案を資料を整えた上で説明してくれました。超硬の木材の切断、ネジ込み等が課題のようです。
昼食後、暖かい日差しの中で集合写真を撮影。
この日は、参加車両が少なかった分、ゆっくりたっぷり運転を楽しむことが出来ました。また、キハ20とクモル145の2両の新しい車両を囲んで、アイディアと工夫の製作談義が出来ました。