笠岡市井笠鉄道記念館開館
会員番号65-08
極田宗彦
3月法隆寺運転会で紹介された井笠鉄道記念館リニューアルオープンイベントに行ってきました。
S藤様に我が家も展示に参加する旨を伝えコッペル及びその付属編成ホハ5、ホハ12、運転台車のワフ、展示用OS線路4本を積み込み一家で30日の午前4時に出発しました。
途中、低気圧の強風と雨の中を突き進み記念館の有る新山駅跡に8時前に到着しました。
すでにS藤様と世羅のM本様ご夫婦+きなこが雨の中線路を敷設されていました。
他に地元の方々が出店の準備を消防団が交通整理等一大イベントの様子です。
保存されているコッペル達お化粧直しはされてはいましたが客車の色が以前訪れた時とは違う色に塗り替えられていました。フェンスも新しく設置されて道路からも良く見えます。記念館はオープニングセレモニーの後11時からの見学でした。
線路調整を少しお手伝いし(ほんの少し)笠岡市の担当者を紹介していただきコッペルの展示スペースの確認を行い保存車コッペルの乗っているターンテーブルの横に展示することに決めました。
運客の方はJAの駐車場に「J型」に約50m線路を敷いて有ってS藤様コッペルとM本様C21のプッシュプル運転で間に乗用台車3台を挟んでの往復運転です。
乗り場から折り返し地点までは下りこう配と言う事は帰りは当然登りこう配になります。
まだ雨の降る中、試運転もなくいきなりの営業運転でした。
出発はS藤様が先頭で折り返し先頭はM本様の息が合うかどうかはわからない運転でスタートしました。一応汽笛で合図を行いながらの運転ですが雨とオイルによりスリップの連続でブレーキも利かない様なのでレールに砂を撒き滑り止めにしてスリップを止めました。
M本様いわく「後ろ向きの運転怖い」。
展示の方は実車とのツーショットになります。人気のないオープン前にパチリと記念撮影しておきました。
展示は柵もなく触り放題のため常に監視が必要でした。一家4人で交代で監視。子供は客車に座ったり煙突をのぞいたり石炭を触って手を黒くしたりで火を入れてないライブスチームは高価な模型と言う意識ではなく「オモチャ」状態でした。
質問も「これも動くの」とか「3号機は動物園に有る」やらマニアの方も沢山居られたようです。
地元の太鼓演奏、もちつきも有り14時にイベントは終了しました。
ともあれ無事にライブスチーム展示も終了し来場者用の記念品「ペンライト」を頂き15時過ぎ帰途につきました。