最初は経済史でしたが、その後、国家関係論、戦略論などがあり、覇権論にまで至りまして、まぁ色々飛ぶ飛ぶ!
まぁ最後の部分は如何に「糞舐め汚い嘲賤」が卑怯で弱く腰抜けで、間抜けでどうしようもない無能底酷だったって所でしょうか?
ただ、江戸時代から日本は海外への覇権が可能な位置に居たと言う事と、旧弊を常にぶら下げている著者上念司氏の日本への苛つきが感じられます。
まぁ「目覚めよニッポン!刮目せよ!ニッポン!」と言うのが、この本の視点だと思います。
ただ、最初は、それまでの「憎狂粗:にっきょうそ」の精神トラウマ調教の影響で、日本は鎖国するべきものってのが、極めて知能が低い上に自大主義で自称天才実務無能の糞馬鹿文化系大学出の押し付けが、ひしひしと感じました。
この本では、
1)織田信長はNHKが捏造した印象とは違い真面目で折り目正しい存在
2)織田信長は宗教に弾圧はなく、ただ権力としての宗教団体は徹底して叩いた
3)織田信長は戦よりも経済建設と規制緩和に勢力を投入した
4)3)にもあるが、織田信長の強さは「経済力」があってのものだった。
5)「本能寺の変」はリストラをされる疑心暗鬼によるものであり、竹中平蔵も何れこうなる。
6)織田信長の企図は、半分も達成されていない。
7)豊臣秀吉は織田信長の尻馬に乗っただけで、新しく何かをした訳ではない
8)それが豊臣秀吉の限界であり、天下人を一代で終わらせた原因。
9)8)は何も豊臣秀吉だけでなく徳川家康もそうで、日本は日本国内に拘泥し、当時一番アジアの海洋覇権に近かった日本を狭い日本に押し込めてしまった。
つまり9)が結論だったと言う事でしょう。
多分、この第二巻の論旨が、今後第三巻、第四巻と連なり現代へと繋がる第五巻に至るのでしょう。
この様な著作を「趣味」と言い切るあたり、随分と大した「趣味ですな?」と言わざるを得ない。
但し「大した趣味」はCGSでもChくららでも行われており、これは知的大革命と言わざるを得ない。
と言うより「本来の形を知った」と言う意味で「革命」ではなく「本道回帰」と言うべきでしょう。
今後正しい歴史、多角的視点から見た歴史、そして、その知識を入れた未来への構想・政策・技術開発が必要である。
って事で、技術開発について次は書きましょう。
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