○昨日は駅で中日スポーツを買ったから、いつもの西スポとちがってF1の記事のやつはカラーだ(笑)。ここから意外と近いのか、駐まってる観光客らしき車も名古屋ナンバーを結構見かけるのだ。そして博物館の生ひこにゃんは、もったりもったりお尻ふりふりで踊る。中の人もGJだ。並んでみて身長を思うに、結構ちっちゃい人が入っているような気がする…
仕事の交渉と調査作業の後で、見物もする。滋賀県に泊まったのは本当に人生初めてである。新幹線で通るとか修学旅行で比叡山は来てるはずだが…根っから東日本人だから関西圏って全然知らない。正直京都大阪がほとんどで時々兵庫や奈良って位だった。そんなの氷山の一角に過ぎなかったんだな。いやDEEPだわ。話に聞き写真で見たことしかなかった地名が、地形の景色や町の空気や土や水の匂いとともに感覚的に生々しく迫ってくると、全然違う。やっと「言葉」だけだったものに、ほんとに「意味」が伴った感じ。全く、自分なんて今まで生きてきて、日本って国の、何を知ってた気になってたんだろう。まだ8割以上、いや全然わかってない。まだ余命があるうちにもっと行って言葉に感じられる本当の意味を重ねたい。奥が深い。こゆとこで井伊直弼も埋木舎にいたっていうし、こゆとこでバイトとかしながらthe cureとかthe smithsとか一風堂とか聴きながらの職人芸的人生もあるかもしれない。果ては佐和山の16世紀から21世紀までくらくら眩暈がするような眩惑。数寄者は有無言わず全曲詰め込んだMP3シャッフル君聴きつつレンタサイクルで城下を疾走すべし(笑)。(20070915)