○…本当に会議日は憂鬱だ。あるだけで朝から苦痛で終わってからもまた燻り続ける憂鬱で苦痛になる。仕事も顧客も同僚も好きだし、仕事の意義もわかってきたし、生涯続けていきたいと今も思っている(この仕事が嫌いだったから、そう感じられるようになるまでに10年以上かかっている)。が自分の中の心地に反して、ある時から会社が我々を愛さなくなり我々も愛せなくなった。自分の恋愛経験はほとんど乏しいけれども、これはある種突然別れを告げられた失恋のショックみたいなものかもしれないね、と同僚や上司と語り合うことがある。こうしてぶっちゃけながら作業を協力してやれるから、社内でもまだうちのチームはましな方で、それだけはまだ不幸中の幸いなのだろうと思いながら、辛うじてするべきことをし続けて生きながらえているような状態だ。金をもらう手段なだけだ、と割り切れればいいのか、しかし長く続けているとなかなか心の置き場所が難しいのである。もちろん、会社一本の無趣味で何も他に生きがいが無いということではない(それはこの頁をお読みの方ならご存知のとおり)。ただ様々な阻害条件が、精神の「楽しみ」の感度を鈍らせ、おいしいものを食べても味がわからない、楽しみも楽しめないような状態を招くことがある、それが一番辛い。短い人生、もっと他に大事なことがあるんだよ。あんたらの愚かな悪意につきあってる暇もない。
…やはり何か強い者にのみ諂い、無理に隠蔽し人心を無視して強引にハラスメントをかけること自体に、必ずどこかで欺瞞と歪みが生じている。いずれはその無理がいつか誤魔化しようのない破綻を呼ぶだろう。思考停止の鈍感力は、悪意がなくても、「悪」でありうる。故意でなくとも結果的に死者が出れば殺人に等しいのと同じように。
そんなことを思いながら先週金曜買ったオリスタのギネス記事をやっと読むと、また不思議な気分になってくる。一瞬、中学校の頃、いつも学校から帰ると母親に言われた言葉が、耳元で聞こえた気がした。「考えすぎなけりゃいいんだよ、あんたはどーして、そう世界の滅亡を一身に背負ったみたいな暗い顔で毎日歩いてんの?」 しょうがないな。何歳になっても、性格だからな。
つか、うさぎ台風が来てる。また先月みたいになると大変だが。
(20070731)
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