○用事で買物に出かけた。あまり来ることがないのだが、久しぶりに中洲川端方面に来たような気がする。
(写真:中洲の出会い橋付近のキイロイトリ)
斎藤晴彦さんの訃報に、そういえば前に博多座で放浪記を見たよな…と追悼しながら
本日のBGM
映画「超高速!参勤交代」(松竹、2014)
音楽:周防義和 主題歌:Like A Flower / 塩ノ谷早耶香
割引券があるので帰りに映画館に寄って見てきた。
タイトルが「なにそれ」だったのだが、まさしく「娯楽時代劇」w。最近の人はあまりテレビ時代劇におなじみでないせいか、時代劇を歴史そのままに考証した深刻な再現劇でなければいけないかのように勘違いしている人がいるかもしれないが、そうではない。(※現代劇がルポルタージュしかないわけではないのと同じくらい、虚構の方が昔から多い)
思い出したのは昔テレビの深夜の再放送で見た、森繁久彌なんかが出る「次郎長三国志・初祝い清水港」みたいな喜劇。こういうの結構あったはず。毎晩時代劇専門チャンネルで「三船プロダクション」やら「中村プロダクション」やらの番組見てる私らからすりゃ「荒唐無稽」「かっとんでる」のが当然の、勧善懲悪ですから(笑)
それにいろんな時代劇やら映画のオマージュというのかネタというのかも随所に入ってるようですな。ロードオブザリングか七人の侍か十三人の刺客か大江戸捜査網か影の軍団か忍たま乱太郎か…みたいな。
高橋英樹じゃなくて佐々木蔵之介がこんなになっちゃう(笑)という予想外の可笑しさ。出てくる人たち皆それぞれ妙な味を出している。西村雅彦ww(←名前の字を見ただけでシーンを思い出してしまうではないか)。そういえば市川猿之助(亀治郎)・佐々木蔵之介といえば大河ドラマ「風林火山」の武田信玄公と真田幸隆だったわw。やっぱ諸悪の根源は(時代劇ではよくあることだが)上様かもしれんよw

ペリー先生のコメントや、ほりのぶゆき先生の漫画もついている映画パンフレット。
たれぱんだ「パンフの表紙が、高速というか、もはやワープといえましょう」
どうやって超高速で参勤交代できるのか、問題がいかに、そしてなぜ解決されていくのか、という謎は見てのお楽しみ。で、ちゃんと使い手が立ち回るチャンバラもある。「隠し目付参上」の“三太”のようなポジションに、“菊千代”がいるみたいなもんだ(でもこれは「江戸特捜指令」ではないよw)いいな、菊千代無双♪
番宣とか全然見てないので、見た後で知ったが、むすび丸も「歴史系ご当地キャラ参勤交代」に登場していたらしい。まあ仙台藩は映画の中にも少し出てくるともいえるからなw。それにしてもMission Impossible Samuraiって英語題は何なの(笑) (20140629)