○緊張が続きすぎて胃が痛くなった。帰りがけに通った本屋の軒先のTV雑誌表紙に33分探偵が並ぶ夜、気づく。ああ、もう7月が終わってしまうんだ。どーしよ。
帰ってTVをつける。なぜかケーブルの方で偶然やっててそのまま見入っちゃった。
本日のBGM:時代劇チャンネル
『人魚亭異聞・無法街の素浪人』(1976)第六回「横浜どんたく人魚の街」 大野靖子脚本。(これって、なんか見たことあるかもしんないです、おぼろげに記憶が…。破れ傘刀舟みたいに、子供の頃こーゆーの見てるんだな^^;)
開化の横浜の時代劇。メリケン酒場な「マーメイドサルーン」。小川真由美のマダムと「水中バレエ団」(爆)。もうそれだけでくらくらしてくるのに、主人公が若林豪のガンマンと三船敏郎の素浪人「ミスターの旦那」。脇がメガネの大村昆ちゃんと遣いっ走りの若者夏夕介。ほとんど西部劇なのだが、最後は素浪人の武術でちゃんと斬って〆る。明治でもいつでもミスターミフネは素浪人。アデランス藤巻さんが懐かしい。今回は「工作員の日陰の悲劇」みたいな感じ。やっぱ若林豪って当時にしてはハイカラなプロポーションでこういうキザなイメージですよね。もうなんか濃すぎてお腹一杯(笑)。娯楽作、もうやるならこのくらいやれって感じでやりたい放題です。いいわぁ。(20080731)