「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

帝国劇場(20230430)

2023-04-30 | SHOCK live1/2

〇そして突然有楽町駅前に出現しているキイロイトリです

     
 まさに渦中の、ということで2018年以来の、まさかの帝国劇場に来た。

     
 Endless SHOCK (帝国劇場、4/30 13:00~)
 本編の方で、勝利くんと麗乃さん、美波里さんと越岡くん松崎くんたちである。
 この世代間年齢差の配役構成により、昨年の配信で見た時よりも勝利くんの「若い」危うさが含まれた迫力が、立体的空間における一種の空気圧的に、びんびん伝わってきた。彼もリカ役も美しい容姿が話題に上る人たちのようだが、自分にとっては二人とも声がすごく特徴的な人という印象だ。それで「ひりひりした焦燥感」を生の波動で、音で体感的に記憶したところがある(前に来た時に、優馬くんも「この人、こういう声でしゃべり方の人なんだ」と、さかなクンとは全然違う声だと判別できるようになったのだった。何度も言ってすまん)。
 また、Endlessの十数年前の当初の頃に屋良くんなどのあたりでまだ「座長とライバル」という同世代間対立的設定で包み覆われていた構図の、その外皮が、長年やってるうちに剥げてきて、次第に「父と子」的な、何かと挑発し続けるパワハラ的なトラウマと抑圧の連鎖の深層心理が、透視されるレベルに達しているように感じる。いずれ安富歩先生か宮台真司先生あたりがそのうち、この展開が社会的な何の象徴であるのかについて、さぞ神話批評的な構造分析をしてくれるのでは、と怪しんでいるんだが(だがそんなYouTubeで本間龍さんがしゃぺっていても、途中でボールドやアリエールなどのCMが、がんがん乱入してきて、しょっちゅう話が途切れるのを見て苦笑を禁じ得ない。YouTubeですら)。
 帰ってきてからネットのコメントを色々流し見していたら、2019年以降~昨今の状況から解読した仮説として、このトラウマに抑圧され続けるライバル役(今回でいうと勝利くん)の方こそが光一氏の深層心理の象徴で、Koichiの亡霊役こそが所謂超えるに超えられないeternal producerの存在と執念(か妄念か)の象徴なのだ、という構図みたいにとらえているっぽい説も、どこかで見かけた。なるほど。戦慄する。「俺もお前も被害者だ」という叫びはその側面の客観的かつ妥当な表現なわけで、この自分のブログでも2002年(まだEndlessになる前)から、enteitainmentの執念の怖い話であることは何となく感得はしていたが、あながち違ってなかったのかもしれない。
 「ぼろぼろになるけどその分、輝ける」かどうかは、もはや社内コンプライアンス的にいろいろ問題が問われているところなはずで、もはやライバル役の「自分を殻に閉じ込めている」のを直せば治る程度のレベルの問題ではないだろう(それを強制されたらまた二次ハラだよな)。ストレスが適量な薬のように作用して何かを生み出す場合では済まず、暴力的な何かをはらんだ猛毒となって人を蝕むこともある。と思いながら見ていた。ミレニアムから20年以上続き、そういう状況や時勢であることは否定できないのでは、と思いつつ、しかし非常に叩き上げ的に、もはやそれこそ「放浪記」的に強引に乗り切っていくのかどうかという、仕組まれた技や趣向を、今回も見てしまった。演者やスタッフ、作り手と観客の熱気や迫力に久しぶりに打たれてきた。この建物にもあと何回来れるだろうか、という点においても貴重な機会であった。なお、2Fの売店で帝劇のペンとキャンディ缶をお土産に買った時、支払いでEdyが使えた。自分の近所のスーパーで使うカードの日常性の延長で、まさか帝劇売店で使えるようになっていたとは。コロナ禍前と後の「かくも長き」時間の経過を、もろにそういう時にまた実感した次第である(20230430)
  
 レシートに帝劇の建物のマークが刷られている
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本日の効果音(95)Praying For The Dying -inst.- (1994)

2023-04-29 | 閑話休題・本日の効果音

〇(写真は祐徳稲荷のバス停待合室にいるキイロイトリ2羽です)
 今朝から凄まじい大雨のため、外に出られない。
 数週間ぶりで自宅にいて土曜を過ごしている。壊れた折りたたみ傘の修理や繕い物、家計簿の整理と洗濯と台所の掃除などをしているうちに、週明けに用意しなければならない書類のことが頭にひっかかって不安になる(だいたい、そうして頭の中が一杯になるために、家の片づけが毎度止まってしまうのだった)。小降りになったところを見計らって、一度会社のデスクに戻るか、持ち帰っているUSBのファイルから修正を始めるか、悩む。
 そうこうするうちに、台所に残る保存食料の賞味期限チェックとともに、その消費しなければならないものから使って、昼食を準備する。

 それにしてもまだBDの修理交換をせず一か月近く経つまま、「テレビを録画しない」と、こんなにテレビを見る時間が減るのだ、ということがよくわかった。録画するとHDDダビングの間何かを付けたり再生したりするから、その分、使用時間が長くなる。だがダビングしたものも、それをこれから見る時間が、今後の人生でどのくらいあるのか?と思うと、そんなに要らないのだろう、という客観的な考え方にたどりつく。先日の「隣の男はよく食べる」やら、来週はDepeche Modeの新譜らしいベストヒットUSAとか、今までだったら留守録しとくところだったが、まあ成り行きによるな、という気分になっている。テレビを見ない分、netとラジオから天気予報とニュースを確認したり、音楽を聴いたりしている。夜そうして早く休むと、昼間の仕事が朝から動ける。
 ちょっと3月末から4月があまりにも繁忙すぎ、手が回らなかった。やはり24時間の中で脳が動く分、仕事が多すぎる上にnoiseが入ると回りにくくなる。少し「関わるものの絶対量を減らす」べきだったから、ここへ来てこの展開なのかもと思うことにした。


本日のBGM:Prayer For The Dying (instrumental)*bonus track / Seal (「Seal Ⅱ」W PCR-40 1994. ZTT Records LTD.)
 Level 42「Forever Now」とかSealⅡなどは、1994年頃に流れてきて聴こえてきた記憶の中の英国音楽だったとしみじみ感じる。同時期のPrince(途中で一時Ƭ̵̬̊)よりもメロディックだったという印象もある。Kiss From A RoseにしてもベースにはJazzyなものやJoni Mitchelle 的なものがあるらしい(なんとIf I Couldのコーラスに参加も、とか)と聞く上に、いろいろな音楽の要素が取り込まれていそうだ。この「Seal Ⅱ」のM2は詞のすごさももちろんだが、bonus trackのinst.だけでも楽曲の良さがじわじわきて、改めて「Seal」と「Seal Ⅱ」を通して聴き進んでしまうと、同時期的にはBryan FerryのMamounaとか沙粧妙子最後の事件(岩代太郎)などにも共通するtrackの贅沢さと、複雑にして良質なコードとフレーズの畳みかけの快感があって、酔う。2010年代だと林ゆうき・橘麻美の「嘘の戦争」のサントラの「復讐の轍」のギターの使い方とかも、こういう感じで。これらの音楽には90年代の爛熟した(軽薄になってしまう前の)sound構築の華の系統のようなものを感じたりもする。もしかして楽曲的にはアニメのサントラの作者などを含めた、現在の日本の音楽のcomposersへの影響も大きかったりするのではないだろうかと疑っている(20230429)
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20230428

2023-04-28 | 矮小布団圧縮袋

〇このキイロイトリたちの写真をとったのが4月の前半でもう葉桜だったのだけれど、この週末に買い出しのためこの道路を運転して通った時、近辺一体がブルドーザーで地ならし工事中だった。畑と何か作業所のような建物があった場所と記憶しているのだが、移ったかなくしたかしたのだろうか。そんな感じで近郊の里山近くでどんどん工事が進んで変わりつつある。どうなるのか不明。
 BGM:Bring It On / Seal (「Seal Ⅱ」)
 そういえばこういう系がBeat Ukとか夜のFM音楽番組でその頃ずっと流れていて、仕事から帰ってきて疲れ切って夜寝る前にぼうっと聴いていたように思う(20230428)
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20230427

2023-04-27 | 矮小布団圧縮袋

〇(縁起物の左馬とキイロイトリ)先週は腰痛で整形外科に数年ぶりに行き、コルセットと薬で一週間位たちだんだん落ち着いてきた。姿勢の悪さとじっとしてるための凝りが脊柱管狭窄気味をもたらすようだった。一時間ごとに立って身体を動かすかストレッチか何かを必要とする。4月からスマホのアプリの歩数計をプラスして持ち歩いているが、重いためケースホルダーを使用中。

 BGM:Cream / Sexy Zone (「隣の男はよく食べる」#3 TVQ 4/26 25:00~)
 去年は80年代レトロとか言ってたが今回は90年代になってきた感。つかHarry StylesのMusic for a Sushi Restaurantみたいな雰囲気というか。このところテレビを留守録できなくなり、全く見なくなって23時頃に眠ってしまうのだが、少し細かい手仕事をして気が付くと0:30を過ぎていたのでテレビをつけてみると流れたのを初めて見た。倉科カナさんって熊本の人だったんだと知った。綺麗(20230427)
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20230426

2023-04-26 | 矮小布団圧縮袋

〇先週の突貫工事の凄まじい繁忙のあまり、そういえば弊社の社保の人間ドックの年度初めの申し込みを忘れていた。数年前の緊急手術の時には偶然ドックで病巣が発見されたこともあるもんで、受けないと心配な気もするし。今年は通常の健康診断の他に、実費で予約せにゃならんのかな。しまった。激しく作業に集中していると、何か1つ2つネジがとんでるみたいに抜けてたりするところがある。それで慌ててまた残業になるんだけどね。ということで4月上旬のバス停近くのキイロイトリと
 BGM:Crazy / Seal (「Seal」)
 この頃のTears for Fearsとか不思議と覚めた感じの電気感が親しみあるので、これも遥か20世紀末から曲は流行ってて聴いたことあったが題名と歌い手がフルバージョンでは脳内で一致してなかった歌。ちょっとおかしいくらいでないと生きられない、というアレだ。たまたまSealのwebニュースを見ててようやくわかった。うろ覚えでそういうこともわりとある(20230426)
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20230424

2023-04-24 | 矮小布団圧縮袋

〇日曜の弊社の終日イベントで、携帯していたスマホの歩数計が一日で21000歩を超えていた。腰痛の方は相変わらずだが、座ってるより立って動いている方が辛くなかった、ということもあって歩いてしまったに違いない。日頃そんなに運動しないせいもありつつ、ビルの屋内移動だけでかなり筋肉痛のまま、月曜朝からすぐ平日業務である。先週から実質休日なし。
 写真は先日のキイロイトリと帰途の鹿島駅のホームにて。
 BGM:Thatness and Thereness / Ryuichi Sakamoto (「B-2 Unit」)
 これもMedia Bahn Liveから知って遡ったものの一つだが、故人の話し声を思い出せるvocal。この歌の場合はこの人のぼそぼそとした声でないとこの味が出ない(20230424)
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20230422

2023-04-22 | 矮小布団圧縮袋

〇今週は弊社イベント進行のため、絶賛連日残業中で更新が遅れていました。
 相変わらず葉桜の公園からキイロイトリ2羽がお届け

 BGM:Rain ( I Wanto A Divorce)/ Ryuichi Sakamoto (「The Last Emperior」Original Soundtrack)
 本当にBDが壊れて留守録をやめて1か月近く、帰宅できた時しかテレビを見られない。今朝は偶然題名のない音楽会(KBC 4/22 9:30~)「坂本龍一の音楽会」を見ることができた。以前だったら録画してたんだろうけど、できない。その分、思い出して棚からCDを取り出してきて久しぶりに聴いて、この曲はこの曲名だったと再度確認。いろいろなものがたまりすぎて、死蔵してる間に紙もデータも経年劣化して使いにくくなったり、記憶も怪しくなったりするんだなと気づく。見つけた時に応じて何かに書いておくか、OUTPUTしておかないと、存在そのものも十数年以上たつとどんどん怪しくなってしまう。やはりこのへんで発掘作業に向かうべきなのだろう。今朝は皿が一個壊れた。生き物だけでなく、物も永遠ではない。片付けろっていう何かのおぼしめしだろうか。
 さて午後から仕事に向かう。夕方から突然市内で6年ぶりの花火大会だそうで道路交通規制にひっかかりたくないので警戒(20230422)
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20230420

2023-04-20 | 矮小布団圧縮袋

〇再び唐津街道沿いの桜の続くところをキイロイトリと通る
 BGM:Picking and Bride / David Byrne (「The Last Emperior」Original Soundtrack)
 ラストエンペラーのDavid Byrneの曲の方が「いかにも中国風」な曲のように感じられながら、当時なんとなくそういうものなのかと思いながら普通に聴いていたのだが、今改めてこの映画のことを思い出すと、この話は中国のことなのか日本のことなのか、それを欧州の監督が撮ったのかと考えて、それが世界基準ということなのだろうかと思いつつ、逆に21世紀の現在の世界情勢を考えて非常に複雑な心地になる(20230420)
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20230418

2023-04-18 | 矮小布団圧縮袋

〇桜の写真を撮りがてら遠乗りで前を通った宮地嶽神社の参道の階段。
 陽気もあって週末は結構人が歩いていた。門前町も桜の季節だからか、松ヶ枝餅の店の前の行列の人数が多いような気がする。緩和の雰囲気なのだろうか

 
 馬の像のところ
 BGM:Lunch / Ryuichi Sakamoto (「The Last Emperior」Original Soundtrack)
 今週のどんなもんヤで光一さんが「コッペパンてまだあるの」って言ってたが、今日び専門店もありコンビニでも新商品が出てるようですぜ。コッペパンの歌と言えば風林火山が思い出されるが(20230519)
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20230416

2023-04-16 | 矮小布団圧縮袋

〇毎年通る大根川近くの桜もそろそろ花吹雪状態になりかかっているところをキイロイトリと行く
 BGM:ETUDE / Ryuichi Sakamoto (「音楽図鑑」)
 個人的にはMedia Bahn Liveのアレンジで最初聴いたのでそっちの熱々の方が耳にはなじんでいる(20230416)
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